#038　旅日記：北へ２(その１)18切符で仙台へ

　　　　06:36 名古屋−浜松−熱海−東京−上野−黒磯−郡山−仙台 19:56

■１■普通列車も余程の地域でない限り、数分〜十数分でちゃんと接続しているのだな。しかもちょこちょこと何度も乗換するというイメージだったが、上手く接続していればそう煩雑でもない。名古屋−浜松−熱海−東京とわずか２回の乗り換えで来られたのはラッキーだった。しかもしっかり座って爆睡。

■２■現在は東京から上野−黒磯−郡山−仙台という普通（快速含む）接続の途上。こちらも東京内移動を抜けば僅か２度の乗り換えだ。この名古屋→仙台の18切符モードでの接続の良さはベストなのではなかろうか。途中横浜で病人搬出によるわずか数分のイレギュラーはあったが問題なし。爆睡三昧（笑）。

■３■しかし青春18切符を使えば、06:36発→19:56着、13時間20分で、2300円ぽっきり！別に最貧旅行をするのが目的ではないが、時間は人より余裕がある。何より最終到着を変更すれば気が向いたところでいくらでも途中下車、旅程変更もできると言うことだ。うわ、仙台のカプセルホテル2700円だって。

　　　

■３■１日中電車に乗っているというのは妙な気分だ。昔はひたすら歩いて移動したが、金持ちや緊急時やは馬や早籠に乗った。今はそれが各駅停車と新幹線や飛行機に変わっただけ。どこまで行っても自分が移動しているというより、自分ＴＶモニターの中で世界が次々に目の前に現れては消えていく感覚だ。

■４■郡山で最後の乗り換え接続を無事終え、仙台行き普通列車の中にいる。何と言おうか、今回はずっと寒い。足首のあたりが冷えるのだ。窓の外は日が沈み、夜に変わりゆく田舎の風景…。ＪＲでも浜松−静岡間に比べると、車両はどこも新しい。ただ寒地仕様ボタンを押しての自分で開け閉めは慣れないが。

　　　

■５■やり遂げました、13時間半の普通列車ぶっ続け乗車旅。2300円で名古屋から仙台に１日行けるということをこの身を持って実証したなり。仙台駅は寒かった。しかし仙台の女の子たちが綺麗に見える。ただ正直なところ、夜になって窓外が見えなくなってからは、電車旅もう飽きて来た。背中も痛いし。

　　　

■６■８時過ぎにネットで調べておいた2700円のカプセルホテルにチェックイン。ちょっと心配したけれど、宿のおばちゃんも親切だし、清潔感は問題なし。これで2300＋2700で5000円で仙台まで来て夜を過ごせることを証明したなり。もっとも極貧旅が目的ではないので、実証したらもうそれでいいんだよね。

　　　

■７■宿のおばちゃんに繁華街の場所を聞いて牛タンを食うことにした。老舗と言われる『喜助』に入って牛タン焼定食を食う。1500円なり。初心者は塩。地ビールの伊達政宗麦酒もつけてみた。宿代の節約が飛んだ。その辺は特にいいんである。美味かったよ。仙台ミッション終了…って、おっと違うか。

2012.04.01 Sunday