#104 御器所通りスターバックスの居心地よさ

　

■近所の御器所通りスタバでネットアクセス中。２階の広々とした空間と窓から、５月末のすがすがしい光によって構成された爽やかな風景が広がっている。なぜスタバのようなところで勉強したり原稿をまとめるのが好きなのか自問したら、無人ではなくいくばくかの落ち着いた人がいることがひとつのポイントだった。

■つまり絶海の孤島で素晴らしい風景の中でただ１人同じことをするのも、自宅で何もかもすぐ手の届く便利さの中で（乱雑さは置いておくとして）恰好も気にせず気ままにやるのも、スタバのような空間で少しだけ周囲に気使いもしつつ（身だしなみや姿勢や迷惑かけない心構えなど）やるのがちょうどいい気がする。

■人によって千差万別だろうが、私は周囲にそこはかとなく人がいてくれなければずいぶんと怠惰にも成りかける心弱き人間だ。しかも適度な遠差ながら視野の中に居てくれるのが他人であるということもポイントだ。友人知人や身内だったら、気兼ねしないか逆に妙な気を遣いすぎてしまう。朴訥なくせに結構デリケート。

　　　

■そういうわけで、スタバには感謝している。無自覚な人の不愉快極まりない副流煙もなく（マナーを守ったり、煙の流れを気遣ってくれる人の煙は大丈夫なのであるが）、ＢＧＭには感情を無自覚なうちに激しく持って行かれる主張の激しいものもなく、静かでそして清潔である。午後には席がなくなるのも仕方ないかな。

■それにしてもここ数年かで、スタバが何やらまるでコメダ珈琲店のようにあちこちに目に付くようになった。コメダ珈琲店は中部東海地方メインなのだが、スタバの店舗は世界展開だから、比較自体に無理があるけれど、何といっても個人的に好ましい第一の理由やはり店内完全禁煙＆長いしても苦情なしというところだな。

■自宅近くや名古屋市内にも多数店舗あるけれど、個人的には鶴舞公園を跨いだ大散歩の時に、千種イオン店の中にあるスタバくらいしか行っていない。むしろその他は福岡や神戸や東京や熊本や岡山など、日本各地のスタバによく入っている。これは個人的には思いきり偏っているのか、はたまた自然展開なのか不明である。

　　　　　　　　　　　　(written on 20100528 in S.B.C.）

20100521 Friday