#341　■カラーズガーデンでれっつとらしえ（１）

■28・29日と栃木県宇都宮にあるカラーズガーデンで、甲田列氏・るしえる氏と共に、イベントとしての「れっつとらしえ2007」を敢行した。るしえる氏の現在の拠点であり生活の場でもあるカラーズガーデンは、実質的にはパートナーの鮎沢さんが経営・維持している。今回の企画は結果として、人々の意識が現在どのようになっているのか、及び自らの現在の力量を知るという意味での「時を計る」ことになった。

■不安を煽らぬように語ったつもりでも、不快感を持ったのか「では結果としてどうしたいのか、どうすれば良いのか？」という問いを発せられた。「その答はなく、共に考えてブレイクスルーを探すのが今回の目的です」と答えたが、まだまだ表現力のなさと聞いてくれる人たちのニーズや感じていることに対して鈍感極まりない自分を発見することになった。これに関する努力を怠ることなく進まねばならない。

■日々いかに人と能動的に会う努力を怠っているか、そしていかに自分のペースで生活できていることに対する感謝が欠落しているかに対して、もっと意識的にならねばならない。そしてその自由にしていられること自体を、もっと現在まで及びこれからの思考を纏め上げるために用いること。随分と浮わついている自分を再発見した。そして消極的になっている自分をも。乖離せず将来的ビジョンを自らも持つべし。

　　　

■それにしても滋賀県からはチョコボ氏、茨城県からはkiraku氏＆草子さん、埼玉県からはandy君、他にも神奈川県からも来てくれた方たちもいた。突然の参加も多く、かように東京から離れた地でも参集してくれることに対する感謝を決して失念してはならない。安易に世界の未来を語るなかれ。よくよく自らのスタンスを見極めよ。みなで外食したが少し食べすぎた。まだまだ惰性で飲食している自分を知る。

■それにしても時のせいか場所柄のせいか、それとも人々の意識の変わり方もしくは変わらなさのせいなのか、随分と違和感を感じていた。これが他者との交わりの少ない最近の自分の現在のありようなのか、それとも自分が本来あろうとしているベクトルとは異なるものと触れているからなのかは不明だ。夢を見た。自分が本来所属しているところから外れているところを見つけられてしまう射次元の夢だ。さて…。

■１つの違和感はお金に対するシビアーさだった。あるものを維持・経営していくことはとても大変だということはそれなりに想像できる。私の方が欠落しているとも言えるが、私の感覚では時間や手間をお金で換算し過ぎて、儲かるかどうかの方向にのみ意識を集中すると、遠路からはるばる来てくれた人や、突然思い立ってきてくれた人に対する感謝と敬意が欠落してしまいかねない。これも自分の問題である。

(on 20070728)

2007.08.05 Sunday