#277　ＹとＣ…旧友と再会し、また再々会を期す

■旧友と再会した。進むベクトルを確認し、エネルギーを相互増幅し、再会を期して別れた。懐かしみつつも昔に溺れることなく、現在の情報を笑いながら交換できた。今回彼女たちと会って確認したことは、ここ数年それぞれ会わないうちに互いに以前より成長し進化しているということだ。過去に固執して停滞や退歩していたならば、このように共に未来を語ることはできない。そして再会によって過去の清算も行われるということにも気づかされた。

■実際に人と会うことによって、その濃い薄いはあるけれど、交換・共有・増幅していくものはある。Ｙは最近頭脳明晰になってきているという話をしていたが、別れた後の電車の中で私も多面体や数の未来に続く新たな発想が広がった。個人的な知的・情的なサイクルや、他の天体や季節などとの関係もあるだろう。しかしそれでもやはり人と人とが直接会うことによる知的・生命的な活力の共有伝達はある。それらをも含めての情報交換ということだ。

■中には無尽蔵に与えるだけでさらに元気になる者もいれば、時期的にただ与えられるだけの者もいるだろう。総体的にそれが全体の中でうまく機能すれば良いのだ。しかし中にはエネルギーバンパイヤ的な存在もいないとは限らない。情報の交換・共有においてもその時々の良し悪しに気をつけ、時には悪しき波動は拒絶する意志を持とう。しかしやはり昔からのよき友は悪しき共振のエネルギーをもたらす事はなく、ただ無尽蔵に与え合ってくれるので有難い。

　　　

■昔酷いことをしてしまったことを悔いて夜も眠れないこともあった。侘びを入れることなく会えないままになり、時々思い出しては胸を痛めたこともあった。しかし再会して相手が成長してより良い未来を見ている姿に接し、過去に囚われず笑いながら今話せる様になっていることが有難くも嬉しかった。これはお互い様のようだ。私に対して心苦しく思い続けてきたことが、私にはもう過去のことであって既に問題ではないと知って楽になったと言っていた。

■そして共に未来を考えることができる。互いに自らに正直であればあるほど傷つけあって生きていた若い頃の傷は、よりポジティブに生きていることによって、それすらも必要だったのかも知れないという許容力の中に含まれてしまう。今を生きること。より良く生きること。人と会うことはやはり重要だ。初見でも再見でも。神は真剣な姿勢の生き様の上にシンクロとして立ち現れる。曖昧な生命姿勢の時には出現しない。神は存在しない。未来へ…。

■スタイリストのＣは相変わらず独自の勉強をしていた。アロマテラピストのＹは現今の今アメリカのＴＶドラマで人気があるものは、目に見えない世界のことを扱ったものばかりだと言った。そういえば『４４００』『スーパーナチュラル』『デッドゾーン』『チャーリー・ジェイド』…確かにみんなそうだ。ところでこの『チャーリー・ジェイド』というのは３つのパラレルワールドの話だが、何か『ブリーチ』の３つの世界を想起させる。アニメも凄い。

　　　

■Ｙはまた人間は１日に27300ものことを考えると言った。それほど多くの観念や思いつきや妄想が意識の上に昇っては消えているということだ。27300は月の公転・自転周期のほぼ1000倍の数値だ。この数値のよって来る根拠は不明だが、彼女の言は論理的説明はできなくてもそれなりの信頼が置けるものだと確信している。かつて私は彼女達をミラーラとカラーラというツインであると呼んでいた。未来を読み、自らそれに関与するという生き様の選択。

■ミラーラとカラーラ…。今思えばカとミで少し手厳しい神でもあったわけだ。そして意識的ではないけれど、逆もまたアリということだろう。再会したのは先月東京で行われた女性性についてのイベント会場でだ。講師の１人として参加したＹと、シンクロニシティの女王とでも呼びたい生命共時性の無意識な使い手であり、今回も千歳一遇的シンクロで参加していたＣ。また未来に再会した時に、さらなる変化変容の姿を見せるべく、日々努力したい。

2007.04.09 Monday