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宿の玄関脇。ブログ「どれも好きっ！」 http://sleet.seesaa.net/　より借用。

■愚妻と私とその母たち４人による恒例の温泉旅行、今回は伊勢志摩の旅だ。本居宣長記念館を訪れ、松坂牛を食してから、巨大な伊勢海老のモニュメントに迎えられて志摩に入り、「プレミアリゾート夕雅伊勢志摩」に到着した。様々な特典を用意して新装開店したこのホテルはの売りの１つは｢日本の夕陽百選｣に選ばれた海の絶景だ。

■太平洋が一望できる露天温泉に浸かって、取り敢えずその沈む夕日をという目論見だったが、到着したのがもう夕刻で、部屋に落ち着いた時点ではもう窓の外は夕焼け。しかも島と入江の多い志摩だから、太平洋の水平線が見えるというわけではないが、圧巻の日没を見ることはできた。旅の諸事に関しては別項として、温泉を見よう。

　　　　　　

■大浴場は広いが、露天風呂はホテルのキャパに比べて狭く、使用している温泉はナトリウム塩化物泉となっているが、どれだけ加水加熱しているのか不明で、温泉としての知覚はあまりない。湧出量や引湯量などが多くないためと思われるが、露天風呂はロケーションメインで捉えた方が良いだろう。シーサイドビューは部屋共々良い。

　　

■伊勢志摩の大きいホテルに満足できる良泉を期待してはいけないことは刷り込み済みだたので、そういうものとして入浴した。宿の志摩の海産物メインの食事は満足のいくものだし、リゾートホテルとしても及第点は超えている。浜島温泉、新浜島温泉を味わおうと思ったら、湯元のニュー浜島か小さい温泉宿にでも行けばよいのかな。

　　

■一応館内に貼ってあった案内によると、「みたびの湯」は浜島町と浜島温泉協同組合が出資して掘削開湯した者である旨が書かれてある。源泉温度は40.6℃でpHは8.03、溶存物質の合計は3369mg／kgとなっているので、温泉自体はそう悪くない。男女露天風呂に使用ということは、大浴場は白湯の沸かしということになるのだろうか。

★所在地：三重県志摩市浜島町浜島1645 TEL.0599-53-1551 http://www.yu-ga.in/

人生丸ごと湯治日記（５９２）　20080902 re.