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■１■台風21号の影響で交通機関の動向も不明瞭なので、翌日の旗の台での「
太陽系トポロジー」の話をするために、蒲田駅そばに安宿を取った。すぐ近く
に黒湯の銭湯「ゆ～シティ鎌田」があったので、準備がひと段落した後に行っ
てみた。宿から直線一本道ですぐだった。屋上に黒湯温泉ゆの文字が目立つ。

「Anton日々精進４」より。

■２■大田区特有の黒湯浴槽もあるし、サウナ（別料金）に水風呂、シャグジ
ーにバイブラ風呂、打たせ湯に座風呂と電気風呂も揃っている。各浴槽とも循
環ろ過・加温・消毒されているが、毎日全て排水して新しい湯を投入されてい
る。奥にある半露天の黒湯浴槽は濃く、程良い加温なので長湯ができてよい。

■３■ここの湯は他の大田区銭湯と同様に、太古に海だったため海草植物の化
石(泥炭等)が地下深くで水に溶け込んだ、海藻エキスを含む黒湯だと考えられ
ている。泉質がナトリウム－炭酸水素塩冷鉱泉で、源泉温度は17.1℃で、湧出
利用は毎分120リットルだ。pHは8.5で、無加水加温・濾過循環・塩素消毒済。

「大田区東京銭湯マップ」より

■４■１つ階上に上がると飲食ができる広いホール（76席）があって、舞台や
カラオケまでついている。ここには無料 Wi-Fiスポットもあるし、携帯充電用
のコンセントも備え付けられている。ここで食事をしたりしてゆっくりした後
、改めて再入浴も可能なのだ。駅近だしまた是非訪れてゆっくりしてみたい。

■５■基本的に黒湯浴槽にだけ浸かっていた。地元の客にしてみれば黒湯があ
るのが普通なので、いろいろな種類の浴槽に万遍なく入るか、タオルが黒くな
る黒湯には入らないのかな。湯面より５cm以下には光も及ばない世界で、こで
はどんなポーズをしようが誰も分からない。浴槽内はちょっとした異次元だ。

　　　　　★所在地：〒144-0052 東京都大田区蒲田１丁目26?16　TEL. 03-5711-1126
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　　　　　・営業時間／11:00?24:00（火曜休日）
　　　　　・アクセス／京浜東北線「蒲田」駅下車、徒歩５分

人生丸ごと湯治日記（４６７）　2018.09.03 Monday