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■１■原鶴温泉から久留米と大分をつなぐＪＲ久大線に沿って大分方面に進むと、奈良
時代に書かれた「豊後国風土記」にも記述があるという天ヶ瀬温泉がある。ここは川の
両側から川にはみ出すようにした川中露天風呂が複数ある。中でも最大の浴槽を持つ「
ホテル水光園」（旧シャレー水光園）に立ち寄り入浴をお願いする。実は再訪である。

　　

■２■500円を払って、建物のわりに狭いロビー横から、河原側の露天に降りて行くと、
実に開放的で気持ちよい露天の「河鹿の湯」がある。河原に仮の脱衣所が建てられてい
て、そこから数歩で露天浴槽になる。ここの大きな浴槽は２つに分けられていて、手前
側の岩風呂はわずかに熱めの心地よい湯だが、もう片方はぬるめで冬期は少し厳しい。

　　　　　　　

■３■特に奥の方の浴槽内には、硫黄泉特有の卵スープ状の大きな湯の花が多数見て取
れた。川と景色を眺めながらの入浴というロケーションは良く、少し熱めの湯は出入り
で調節すれば、心地よく長い時間入っていられる。ここは硫黄臭を放つなめらかな浴感
があるという内湯も在るのだけれど、今回もそこ入るのを忘れてスルーしてしまった。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　　★所在地：大分県日田市天瀬町桜竹485　TEL.0973-57-3140
　　　　　　　　　　http://breezbay-group.com/suikoen/
　　　　　　　　・立ち寄り入浴料／500円（混浴露天風呂のみ）
　　　　　　　　・営業時間／7:00～22:30
　　　　　　　　・定休日／無休
　　　　　　　　・駐車場／あり（無料）
　　　　　　　　・源泉温度／69.4℃
　　　　　　　　・成分総計／0,977g
　　　　　　　　・泉質／単純硫黄温泉
　　　　　　　　・ph：7.3（中性）
　　　　　　　　・所感／無色透明、硫黄臭、無味
　　　　　　　　・温泉利用状況／掛け流し

人生丸ごと湯治日記（４０１）　2017.12.04 Monday