（323）菊池温泉「城乃井温泉」

■この日は岡本さんが最終的には福岡に戻らねばならないので、私たちは別府温泉に行って、翌日はまったりしようと考えていた。しかし昨日私が雲仙は訪れたことがないと言ったからか、岡本さんは急遽菊池を通って長洲港に向かい、有明フェリーを使って多比良港に渡り、夜に雲仙に辿りつくことに決めた。

　　

■九州の東側に行くつもりが魔逆の西側だ。しかも平地から雲仙の高地へ。先ずはその途中でひと風呂浴びる感覚で、菊池温泉の城乃井温泉に立ち寄る。城乃井旅館が立ち寄りで開放している浴室は、300円払ってほぼ銭湯感覚で入ることができる。泉温46度のツルツル系のお湯が、大量に掛け流されている。

　　

■菊池温泉でもこれだけの湯量掛け流しの施設で、しかも飲泉ができるのはここだけだよと、地元の客が誇らしそうに言っていた。熊本県公衆浴場組合は先日の地震による被災者に対して無料入浴の支援もしているらしい。この城乃井温泉も４月19日まで被災者は無料だったようだ。客が多くて浴室画像撮れず。

　　

■入浴後もしっとり感が残る。入口近くには薬師如来が祀られ、そこでも源泉の飲泉が可能である。温泉を出た後、入口右手にあるペットボトルダスターに、離れた所から空になったペットボトルをうまく投げ入れる遊びをしていたら、温泉のおばちゃんにだめですよと怒られてしまった。マジ、ごめんなさい。

■私がまず遊び始め、次にAkiさんがそれにトライして成功し、さあツッチーが３番目にやるぞーって時に怒られる。このパターンは別のところでも繰り返された。「ツッチーは怒られ役」…的なタイトルの連続話か。さてそこを出ると、長洲港フェリー乗船時間に向けて、岡本さんのタイムトライアル運転だ。

★所在地：熊本県阿蘇郡小国町北里1435?１ http://www.sanrinkaku.jp/

人生丸ごと湯治日記（３２３）　2016.06.06 Monday