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■ほたるの里温泉は地元の人たちが管理・運営している比較的新しい温泉で、玄関の中に料金箱がある。300円を投入して浴室に。浴槽は石造りでゆったり。透明の湯には湯の華も浮かんでいる。入ろうとして湯に手を付けると熱いっ！。湯音は44.2度らしいが、奴留湯からのギャップもあり、とても入れない。

　　　　　　　

■専用のパイプから青いホースで水を入れてうめる仕様らしいので、さっそく蛇口をひねるが、湯口からはお湯が飛び散るように注ぎ込まれているので、ちょっとやそっとでは入れる温度にはならない。窓の外の美しい田舎の田園風景に、目をやる余裕もなく黄色いケロヨンの桶で焼け糞気味にかき回す湯もみ。

　　

■無人なのでここでも岡本氏がはしゃぎ倒すかと思われたが、入れる温度にするのに一苦労で余裕なし。泉質は含硫黄-カルシウム-ナトリウム（硫化水素型）で贅沢な掛け流し。飲泉も可。僅かに硫黄臭がする。熱ければ熱いなりに入ってしまえば心地よい。湯上りの後がシャキッと引き締まる感じで心地よい。

　　

■贅沢な湯量の掛け流しの温泉を出て、涼みながら近くを歩くと、緑に染まって雰囲気のある道や、担保の中にある意味ありげな岩や、アーチがたの橋げたなどがある。そこのあたりをうろついて写真を撮っただけなのに、何やらその絵づらをつなぎ合わせるとちょっとしたドラマのシーンっぽくも見える(笑)。

　　

　　

　　　　　　　

■ツッチー主演、『人間界をついに去らねばならない日』…みたいな（笑）。まあただ、フツーにスナップ写真撮ってただけなんだけれど(^^)。雰囲気のある舞台設定でした(^^)。ぜひまた行きたいものだ。今度は脚本もってプチドラマでも撮りたい感じ。

★所在地：熊本県阿蘇郡小国町北里字天神平1534-1

人生丸ごと湯治日記（３２１）　2016.06.06 Monday