（275）柳津温泉「花ホテル滝のや」

■食事後、一同で道の駅に立ち寄った後、少し山の中に入ったところにある「西会津国際芸術村」を見学に行く。廃校になった木造校舎を用いたアート系の展示などをしているところだが、工藤氏はここをきっちり整備して、全国の不登校児を対象とした全寮制学校の学校として新生しようと考えているのだ。

　　

■その後、河沼郡柳津（やないづ）町に連れていってもらい、ご当地の名物菓子「あわまんじゅう」を御馳走になる。思ったより大きい出来立ての黄色い饅頭だ。ダイコンやカブの漬物と頂くと倍美味しく感じてしまう。あかべこ発祥の地でもある当地は、名刹福満虚空蔵菩薩圓蔵寺の門前町として続いてきた。

　　　　　　

■暗くなってからその約1200年の歴史を誇る古刹を見物する。むき出しの絶壁の上に建ち、眼下に大きく蛇行した只見川と町を眺望する位置にある。大きな赤いアーチの橋がかかっており、暗くなってから眺めたのでよく見えないが、昼間に眺めたらその景観は素晴らしいに違いない。心の中で絶対再訪を誓う。

　　
　　　　　　　　　（※）この画像は山口冬人氏のページより借用。

■最後のしめは、工藤さんの案内で柳津温泉「花ホテル滝のや」の温泉に入る。福満虚空蔵尊《圓蔵寺》から配湯される源泉100％の濃厚な掛け流しの温泉である。塩化物泉はじっくり温まる。この後、車で猪苗代に移動して、台湾料理「食の味」で夕食。凄いボリュームにお腹は120％で裏磐梯に向かった。

　　

　　

　　

★花ホテル滝のや　所在地：福島県河沼郡 柳津町寺家甲153　http://hanahotel.jp/

人生丸ごと湯治日記（２７５）　20141201-02 Monday