250spa

■今回連泊したかたくら諏訪湖ホテル。オフシーズンの素泊まり２泊で10700円なり。10畳＋３畳の出部屋でましまし氏とゆったり。温泉につかったり部屋で飲んだりしながら寛いで胎盤話をしたり、気ままに寝たり、また温泉に入ったり。客の少ないオフシーズンの少し閑散とした感のある温泉宿も実に良い。眼前の諏訪湖は空気も澄んでくっきり綺麗だし。

■この宿には現在、貸切風呂（和泉）の他に内湯大浴場が２つ（月しろ・絹紗）、露天が２つ（湖天・やまみず）、それともう１つびいどろという檜づくりの露天風呂がある。泉質は炭酸水素塩泉系の単純泉で、薄い琥珀色とわずかな硫黄臭がある。七ツ釜源泉と自家源泉の混合泉で、分析表によれば泉温は47.5度Ｃで加水もしくは加温あり、循環。pHは7.2。

　　　

■内風呂１・露天１ずつのセットで男女時間をずらして全てに入れるようにしているが、それに合わせて時間差で入れるこの檜づくりの露天びいどろは、おそらく宿でイチ押しの新しい施設なのだろう。夜になるとガラス張りされた前面の床の下からライトアップされて、かなり幻想的に雰囲気になる。細長い通路を歩いて行くので、最初の夜はちょい怖かった。

　　　

■露天風呂・やまみず。大きな岩を積み上げた形の露天風呂なんだけれど、竹壁で閉じられていて外が見えない。基本的に女性用だったと思われるが、浴槽が深くて趣がある。画像は12時過ぎにタイマーで撮影したものだが、他に誰もいない独占状態が逆に何か怖くもあり、ちょっとビビリの状態である。

　　　

■内湯大浴場・絹紗。窓の外に露天のやまみずが見える。時期的なものだからなのだろうが、ここはいつ入っても人がいなかった。炭酸水素泉特有の色を味わいながら、ゆっくり手足を伸ばす。

　　　

■こちらはもう１つの内湯大浴場・月しろ。窓の外には露天の湖天があるが、開放的で庭園も見える。一番大きな浴槽だが、その先にあるやまみずとびいどろに気が向いてしまう。ここもまた独占状態であった。

　　　

■露天風呂・湖天。ここで撮影することを失念したので、この宿のＨＰからの借用画像。ここも湯船は少し深め。画像の背後にちょっとした庭園と、露天びいどろに通じる道がある。

　　　

■素泊まり１泊5250だが、部屋は10畳に窓から外が見える３畳の出部屋があり、広々としている。窓からすぐ諏訪湖を見ることができる。しかしもうこの季節の朝や夜は、３畳の部屋はとても寒い。ホテルの中庭には茶室があり、ロビーも客がいないので独占状態で使わせてもらえた。昭和天皇も宿泊した歴史ある宿である。

人生丸ごと湯治日記（２５０） 20131203 Tuesday