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■前日は気がつかなかったが、なんとこの小林秀樹兄ぃの事務所別宅のすぐ裏に、旧「駒止めの湯」が、サウナと巨石露天風呂を増設して「心笑館(ここえかん)こまどめの湯」という名前でリニューアルオープンしていた。それでようやくこの事務所が高瀬ハイランド別荘地の一角にあることも分かった。

■巨石を配した露天風呂に入浴できるのは12:00からと書いてあったけれど、受付でまだぬるいかもしれないけれど入れますよと言われたので、先ずは露天に。寒冷地ゆえに湯温低下を押さえるために、発砲スチロール性のボードが湯面に被せられていたが、それを取って入る。まだできたての感じがする。

　　　

■無色透明で微妙に硫黄臭のようなものを感じる。料金は大人500円。営業時間は朝6:00～夜10:00。施設としてはかなのゆったりした休憩所がある。まず一番良いところはとても空いているということだ。全国的には余り知られていない、ある意味穴場の温泉と言えようか。

■画像は外の露天だけだが、ここの内風呂はこの施設が新装開店されるまではメインの浴室だった。今年2013年の９月19日の日付がある最新の温泉分析表その他を見ると、源泉及び湧出地は第２源泉、平成の湯、元湯１業、高瀬の湯と４つの混合泉である。

　　　

■ただひとつこの施設で最高願いたいことは、浴室に入ってすぐに「湯船に入る前に必ず備え付けのボディソープで体を洗ってください」という注意書きである。現今では石鹸や洗剤を安全面から意識して使わない人も増えているが、彼らは入浴不可ということになる。

■また分析表の含有成分を表す数値だが、ぱっと見てなんとも濃度の高い温泉に見えるが、よく見ると小数点がうっすらと書いてある。この明らかに作為的な数表示は何なのだろう。単純泉でも良泉は沢山ある。もし間際らしいだけの単なる表記ミスならば、早々に改めてほしいところだ。

　　　

■せっかく雰囲気も良い新しい施設なのだから、日々怠らず温泉を愛する者たちへのサービスをお願いしたい。

人生丸ごと湯治日記（２４９） 20131201 Sunday