（248）信濃大町の冬の朝

■朝、目を覚ましたらそこは雪国だった。小林家の窓から外を臨む。身の引き締まる澄んだ大気。でも内部は薪ストーブでほっかほか。そして温泉でもぽっかぽか。ところで今年は薪の入手が大変だったらしい。何百倍もの放射性物質が通常の検出されるような場所のものもあるわけで。このあたりはその辺の心配はないらしいけれど、ひと冬この家では５トン使うとか。

　　　

■未明に秀樹兄ぃが朝の世界がえらいことになっているから見に行こうと誘われて外へいってみた。車で仕事の別事務所に移動する途中、太陽が昇る前の薄紅色の世界を見て、ぜひ私にも見せたかったのだという。確かに世界は美しいと改めて思う。ダムの上まで行って、そこから改めて日の出を見る。ここで見る刃の切っ先のような零下の早朝世界の贅沢さ。

■零下の世界なんだけれど、寒いのはすぐに慣れる。そして温泉と薪ストーブのありがたさ(^^)。

人生丸ごと湯治日記（２４８） 20131201 Sunday