（236）別府温泉「ホテルはやし」

■昨晩は別府に到着してから観光案内所に行ったらもう閉まっていた。駅前の交番で安宿を訪ねたがいまひとつらちが明かない。すると駅前の「ビジネスホテルはやし」の3500円という値段が目に入った。とりあえずそこに泊まることにした。しかしこの値段でちゃんとした個室があるだけでなく、本物の掛け流し温泉があるのは別府の底力なのだろう。

　　　

■全方向に広い窓がある最上階の展望風呂は、毎分80リットルという湧出量の淡い緑黄色の温泉が惜しみなく掛け流されている。またすぐ近所にあるグループホテル「別府ステーションホテル」の温泉もご利用できるというので入ってみることにした。こちらも泉質は同じく含食塩-重曹泉（緩和性低張高温泉）だが、浴槽が一層広々としている。

　　　

■今朝も朝っぱらから別府駅前の「ホテルはやし」の最上階にある展望温泉で、光と温泉のエネルギーをチャージ。360度ガラス窓なので、世界の光景も太陽光も浴室に満杯。源泉温度44度が湯船ではぬる目のいくらでも入ってられる温度で、縁からは絶えず掛け流された分だけ流出している。別府温泉の実力なのだが、「ああ、もったいない」とつい思う。

人生丸ごと湯治日記（２３６） 20130415 Monday