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■安永邸で目覚め、朝食を賜った後、愚妻は名古屋に戻るつもりだったが、関西で地震があって交通機関が乱れていることを知る。kohsen氏も明石で講演＋対談があるのに辿りつけるのかと心配したが、どうやら大丈夫だったようだ。私は愚妻を博多駅で見送った後、Ｓさんの現住所である「シェアハウス香椎」に移動する。

■この香椎宮の近くにある有馬氏がオーナーのシェアハウスの存在は以前より知っていたが、お邪魔するのは初めてだった。有馬氏は明日から京都－伊勢－出雲と旅行する予定だ。Ｓ氏、安永氏と共に香椎宮を散策し、裏手700ｍ程の所にある有名な湧水「不老水」を頂く。不老そばも食べ、おみくじを引けば大吉。言うことなし！

　　　

■香椎宮の傍にあるシェアハウスにて、土曜日の午後１～３時の、「Ｓ博士の数学教室」進行中。学習者は安永さんと有馬さん。ヌーソロジーをより正確に知るために、大人になってから物理学の基礎概念である高等数学を学び直すその真摯な姿勢には心の姿勢の居住まいを正せられた。虚数を正しく把握するという事の重要さ。

■ありていに言ってみれば、社会的に功成し名を遂げて良い歳になったオジサンたちが、今本当に自らが知りたいことを知るために、一生懸命数学や物理学の基礎を謙虚になって勉強しているの図である。真剣に質問する姿勢。そして全く飾ることなくそれに真摯に応じる物理学博士。私としてはとても美しい光景だと思う。

　　　

■Ｓさんの車で近場の温泉に行くことにして、安永さんと３人で出発。途中で久山温泉という看板を見つけて、急遽目的地をそこに変更。大きいホテル内にある娯楽や癒しも含めた総合施設で、入浴者も多かったので、画像撮影はさすがに自粛。少ない湯量ながら客が楽しめるよう、湯船配置等に色々工夫を凝らしてあった。

■風呂からあがると、健康器具展示や占いコーナーやゲームコーナーから食事処などが迷路のように入り組んでいる通路で道を間違え、の窓の外の風景が素晴らしい休憩スペースに入りこんだ。しばしそこで景色を眺めつつ寛いだ。この温泉施設を有するホテルそのものが所有する土地の風光は実に良い。後日散歩もしてみたい。

　　　

■今晩は香椎宮の傍にある、今月からＳさんもメンバーになった「シェアハウス香椎」に宿を借りることになった。画像は香椎宮の参道にある「宇宙軒」。kohsen氏が神奈川横浜の「宇宙食堂」で講演をした時から存在を知ってはいたこのお店で、よもや「宇宙皿うどん」なるものを食するとは夢にも思わなかったのだけれど…。

■ここでＳさんと宇宙の本当のヒミツ解明のキーである虚数についてなど、色々と飲みながら話をする。さらにハウスに戻って、Ｓ氏と夜遅くまでヌーソロジーの過去現在未来について色々と話をした。哲学という言葉を用いない哲学、妖怪という言葉を用いない妖怪話、ヌーソロジー用語を用いないヌーソロジー。

■言葉の罠に対する逆トラップ。いいのか、宇宙の秘密バレバレになって（笑）。

　　　

人生丸ごと湯治日記（２３４） 20130413 Saturday