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■早朝は冷えて、山頂近くはうっすら雪化粧している。目を露天の外の川岸に移すと、満開を少し過ぎた桜が見事だ。自分の入浴姿だけさらすのも何だからと、露天風呂もしっかり分かるように広い画像に入ろうと遠くまで急いだら転びそうになった。こけたらシャレにならないので近接画像で良しとする。

　　　

■ましまし氏はこの日の午後１時過ぎの特急しなので次の個展会場がある福井県武生に移動していった。私は３時過ぎの特急で名古屋に、そして順ちゃんは１日に唯一大阪に直行する４時過ぎの特急しなのでそれぞれ帰ることにした。帰りしなの駄賃温泉として、山の上にある湯之島館に向かった。私としては再訪である。

　　　

■温泉寺横を昇る近道の途中、階段に猫発見！温泉といえば猫でしょう。ということで、今回の旅で初めて役立った持参のカリカリを食べて頂く。後足の黒がおしゃれな猫だった。ちょっとだけ猫エネルギーチャージして温泉に向かうのであった。

　　　

■湯之島館の露天風呂にて。こちらでの立ち寄り入浴はわずか午後１～３時限定なんだけれど、少し早く着き過ぎたので和風のロビーで待っていると、若いフランス人カップルが立ち寄りにやって来ていた。カメちゃんといい、ちょっとフランスづいているかも知れない。

　　　

■駅前のクールなソバ屋さんを発見して、順ちゃんと蕎麦を食い、ちょい飲み。押し寿司が付いているセットがユニークだ。蕎麦はやはり美味い。特急のぎりぎり時間まで飲み食いしていてから、１人走るように駅に。次の特急の順ちゃんは、まだソバ屋で日本酒をひとり飲み続けている。名古屋で硫黄岩塩をゲットしなくては。

■それにしても尻の暖まる暇もなく明日は、愚妻が他界した職場の元同僚へのお線香を上げに行くというので、それに便乗して新幹線で博多に向かうことになっている。２年間の旅行自粛の反動からか、ここのところ旅の空の下が続いていて、ちょっとだけ疲れ気味の自覚があるので、無理はしないで動いてみることにした。

人生丸ごと湯治日記（２３２） 20130411 Thursday