（228）湯沢温泉「湯沢ニューオータニホテル」

■１■弟・妹・甥っ子・愚妻と共に、新潟県柏崎市在住のいとこの母親が他界して１周忌の法事に出席することになった。せっかくだから神奈川藤沢から車を出して、途中越後湯沢で１泊温泉宿にとまることにした。川端康成の小説では県境のトンネルを抜けると雪国だったが、今回はそれまで咲いていた桜がまだ花開いていないということに気がついた。

　　　

　　　

■２■「湯沢ニューオータニホテル」は越後湯沢の駅からすぐ近くにあったて。チェックインしてからさっそく温泉に入る。天然翡翠の原石を1500枚敷き詰めたという翡翠原石敷温泉は、ジャグジーのために逆にあまりインパクトはなかった。無人の大浴場は湯量豊富なのでかけ流しで湯が溢れていた。泉質はナトリウム-カルシウム-塩化物泉でpH8.0。

　　　　

■３■食事の前に駅下を抜けて温泉町を散歩してみた。街中には少なからずの温泉施設があるが、ぐるりと回って「駒子の湯」に立ち寄ってみた。いつもながらだが、豊かな湯量の温泉にふらりと立ち寄れる温泉町は本当にうらやましい。翌朝は早起きして純和風温泉露天風呂に入ったが、ひとりで独占できたのは喜ばしかった。またゆっくり訪れたい。

　　　

人生丸ごと湯治日記（２２８） 20130405 Friday