＜コスモＥＭタウン＞

　終了後には今回の企画にかんで下さったコスモＥＭタウンの榊原さんのお店（何か不思議グッズ雑貨店という感じの事務所）にお邪魔して、みんなで四方山話をすることになっていた。外川さんは子供３人を連れてこられたが、そのうちの２人兄弟の相手は、私のレクチャーの間はるしえる兄ぃが、そして懇親会の後半は私が一緒に走りまわりつつ務めることになった。そういうわけで私も気持ち悪くなるほど走る、走る、走る。

　その後るしえる兄い、東京から移動して来た甲田博士、静岡から駆けつけてくださった冨田さん、慧さん、名古屋から来られたたかしっちさんは、安城市の山部さんの「楽日荘」で行われる夜なべ大会に移動することに。車で送ってくださった榊原さんが、途中でＥＭ菌のような微生物が人間の老廃物を食べて浄化するので、ここ２年間風呂の水を換えずに生活するという実験を行っているという話をしてくださる。おやおや、ここにも一人、また変な人が…。

　＜夜なべ大会・楽日荘＞

　楽庵は相変わらず楽しい空間だった。るしえる兄ぃと甲田博士が「前世情報をどう処理・解釈するかがひとつのテーマとして浮上してきた」と言いながら議論していたが、この問題について話を深めて行こうとしている途中で、ＲＡＫＵさんが「動物占い２００１」の話を始める。この新しいバージョンでは、それぞれの動物に形容詞句がついて全部で６０パターンに増えている。それぞれがこれを出してはコメントしあって盛り上がり、話題が完全にそちらにシフトしてしまう。

　千尋殿は「大きな志を持った猿」、るしえる兄ぃは「社交家のタヌキ」、烈っちゃんは「気取らない黒ヒョウ」、私は「正直な小鹿」などなど…。

　私が以前メールであったらとても嬉しいと話していた「ドリームスペルの銀河の署名がついた褌」を、慧殿が目の前で最後の画龍点睛、「黄色い惑星の太陽」の紋章と音程を縫い付けて完成してくださった。銀河の署名がついた褌を持っているのは、おそらく世界で私ただ一人であろう。これにはただただ感謝である。冨田さんは以前にも増して多面体と数理の結合に関して独自の見解を追求していた。かくしてたかしっちさんとのドリスペ的数理の新発見意見交流は、他者の入りこむ余地がないほどディープな世界へ。美しきオタクたちよ…。オタクも長く続ければ、やがてはいっぱしの学者さんになってしまう。現在と未来の学者たちに栄光あれ。

　そうして夜を徹しての朝まで討論・夜なべ大会である。ところが私は少し疲れが出たのか、布団の上に横たわり、慧殿に整体的人体チューニング（自然形体生療法というそうだ）を施法してもらった後、心地よく寝入ってしまった（…らしい。記憶はおぼろなのである）。したがって夜なべ大会の内容を私はほとんど分からないままになってしまった。るしえる兄ぃの「みえない大学」についての討論も知らぬまま、朝まで爆睡。

画像情報／上右：「れっつとらしえ」もしくはオフラインにおける３馬鹿トリオ。
　　　　　下左：綿棒多面体アーティスト益山さんの作品。大きさはいすの大きさと比較してみよう。

とらしえじゃぱん点線記３−０２（２００１０９２９−２）

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