＜甲田烈、多面体ロボ烈零号でドームを蹂躙す＞

　20日は、前日までにアカデミシャンとの接触を果たしていた私にとっては、純粋に遊びとして楽しい日だった。
　当日、昼少し前に外川さんらとドーム入りし、ダンボールの搬入もなぜか成功。
　「まほう村」ブースで鑑定に精を出しておられる動物占い師の山部三千代氏に弁当を安く買う魔法などを聞きつつ、青木のぶんちゃん、企画主のトーラスさん、全休を誇りのんびりのミカエルさん、外川さん、わらわらと参集した謎の子どもたちらと、楽しく多面体を作成。

　そして、多面体が着ぐるみになることに気づき、面白く思った私は、手と顔だけ出しつつ、ちょうどロボットのような感じでドーム内を移動。トーラスさんのデジカメで、証拠写真とられつつ移動していたら、和訳ロックで有名なシンガーの「王様」を発見。ここで私の悪癖が破裂し、まるで長年の飲み友達を誘うが如くに、「王様、写真とろうよ、しゃしん」と彼氏をつかまえ、多面体ロボの烈零号とトーラス客式プロトタイプで王様をはっしと間にはさみ、他数名も交え記念撮影。完全に雰囲気に溶け込み、とろける王様・・・

　名古屋ドームは、無料体験コーナーのところが繁盛し、売らんかな・ビラもらわんかな主義のブースは人が少なく、明らかに明暗を分けていた。
　地方の物産店と学園祭のノリが合体した感じで、それが不親切である反面、どこに何があるかわからないところが何よりも魅力だった。
　もう少し試食コーナーを増やし、企画に若い血を入れれば、さらに良くなることだろうと勝手に思いつつ、それでもやはり、私はその空間を満喫していたのだ。

　トーラスさんとミカエルさんにダンボールの片付けを頼みつつ、誤って切り札のダンボールカッターまでドームの外に搬出しつつ、私は外川さん、ぶんちゃん、加茂さんとともに高島屋地下の健康食品売り場に仕事中の戸田氏を急襲。現地集合した玉置氏、少し後からかけつけた古田氏と、仕事上の相棒らしき塚本氏も交え、しばし談笑。ラップのように歯切れよく売り場解説をする戸田さん・・・
　と、思っていたら、トーラスさんに指令を受けたミカエルさんが到着。あるホテルの18階で、頼まれもしないのにブルーになって、われわれを空間構成的に待っていたわが友るしえる君もおそらく参加しつつ、またしばし談笑に時を過ごす。ここでも戸田さんは神との対話続けつつ絶好調。「イエスはただ生きただけだ」とか、「妖怪は存在する」とか、時おり私の考えとも交響する言の葉を散りしきつめていた。

　かくてオフ会も無事終了し、オプションで私・トーラス・ミカエル・玉置氏の4人はカレーうどん屋で動物占いと漫画拝見にいそしんでいたのだった。

画像情報／上右：和訳ロッカー「王様」を巻き込んでの記念撮影。甲田博士は正２０型初号機と有機的合体をしてめっきり
　　　　　馴染んじゃってるが、大丈夫か？
　　　　　上左：ダンボール多面体を作ろうとすると、いつもどこからか子供たちが寄って来て、中に入って遊んで行く。
　　　　　下右：懇親会をした名鉄ビル１８階にあるホテルの喫茶室の名前は「ルシエルブルー」だった。るしえるとは
　　　　　もちろんこの「とらしえじゃぱん」に出てきている占星術師である。今回は仕事で来れなかった。

れっつとらみか点々記４−０３（２００２０１２０）

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