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■ＵＶＧ＜Unified（統合された）Vector（ベクトルの）Geometry（幾何学）＞はウィリアム・ベッカー、ベス・ヘイガンス両教授によって提唱された惑星グリッドの原理である。幾何学、生物学、天文学などのシステムの間の数的関係性と調和は、万物が実際に相互関連しているという事実として明らかになってくるだろう。古代の人々は明らかにＵＶＧシステムによく似た地球の特質を理解し、それを用いていたという事だ。

■プラトンが対話篇ティマエウスの中で、「宇宙のイデア的な肉体」はプラトン立体（ＵＶＧのように）の統合体であると語っていることから見ても、ＵＶＧグリッドの知識を持っている事をほのめかしていると両教授は考えている。全てのプラトン立体の面はＵＶＧから出てくるような直角３角形に分割できるが、プラトンはこの直角３角形を、万物を形成する原初の要素である特別な形として見ている。

■対話篇パエドンの中でプラトンは「地球自体は上空から見れば１２枚の革でつながれたボールのように見える」という発言をしている。この発言はプラトンが実際に地球上空より肉眼、もしくは霊眼で惑星のエネルギーラインを見て取る事ができたか、この情報を他者から受け取ったという事を示している。

■「１２枚の革のパッチを縫い合わせたボール」とは明らかに正１２面体の事を言っているが、それは古代の幾何学者により研究された最も尊敬すべき聖なるものである。正１２面体が正２０面体と結び付けられると、我々が統合されたベクトルの幾何学立体（ＵＶＧ）として現在言及している、５つのプラトン立体全部の統合形が形成される。

■ Ｈ・パプグッド教授の研究を通して「ディ・カントレスティス」と「ピリ・レイス」の２つの地図が現代世界に紹介された。両地図ともアレキサンドリアの図書館を中心として、ＵＶＧグリッドの３角形と一致する直角３角形を用いてある。共に発見された証拠書類は、オリジナルがアレキサンドリア図書館の地図のコピーである事を示している。

■ＡＤ1513年の日付のある、トルコの海軍提督ピリ・レイス所有のこの地図は、南アメリカ大陸の詳細な海岸線と1958年まで現代科学に知られていなかった南極大陸のそれとが驚くほど一致する。この地図はまた、最後の氷河期の間に目で見て描いたものでしかあり得ない、南アメリカ大陸と南極大陸を連結する大西洋の海底の明白な描写がある！この事はこの惑星に、宇宙に関する相当の知識を持った偉大な文明を暗示している。

■ アメリカインディアンのスー族に伝わる古代の教えに、我々の惑星は何らかの形で引っ繰り返ったままの状態になっており、普遍的な生命力エネルギーによって構成されている「１６のたが（大輪）」が創られたというくだりがあることをヘイガン教授が発見した。ＴＶＧグリッドは互いに組み合わさっている正２０面体と正１２面体の頂点と稜線によって描き出される１５の基本的な大円から構成されている。これに赤道を付け加えれば、この古代のネイティヴアメリカンの教えの条件を満たす１６の大輪構造ができあがる。

■ギリシア語で「ジオメトリィ」という単語は元々大地を測るという意味である。西洋の神秘主義の伝統では、惑星グリッドの研究と使い方の起源はギリシアではヘルメスから来ており、またエジプトのトートという名前から我々はソート（thought／思想）という単語を得ている。ヘルメスは明らかにメルキーザディックの理論に属す普遍的知識の先進的な教師である。

■「エノクの鍵」によれば、メルキーザディックの理論は宇宙を貫く神の教える知を運ぶ普遍的な秩序であり、宇宙を貫いて有効なピラミッド構造の建設に責任があるとも述べている。

■地球上ではメルキーザディックの理論は、エノク師の指導のもと、世界中に散見する様々なピラミッドを設立している。それらのピラミッドは神聖なる惑星からのエネルギーの共鳴体及び伝導体として建設された。これらのピラミッドは赤道から南北に２３.５度の熱帯地方周辺の様々な場所に見られる。最近の研究では、多くの有名な巨石遺跡群が惑星幾何学で知られている種々の節と線に一致するという事が分かってきている。英国のストーンヘンジや他の幾つかの巨石遺跡は、幾何学的に見れば明らかにグリッドと関係している。

■「エノクの鍵」の中に、ヘリオポリスで『神秘学』を学んだ聖職者オンがストーンヘンジを造ったという興味深い部分がある。「鍵」は、惑星グリッドが宇宙そのものの完全なる部分である、より大きな星間グリッドから来る星のエネルギーに起因しているとも告げている。「鍵」の105：8+9は、星の力線は個々の種族のプログラムと制御の組織的パターンを確立してると言明している。同じ「鍵」の第７節で、プレアデスが我々の惑星グリッドをコントロールするための「最初のセンターの１つ」であると述べている。

■惑星グリッドの研究は、物理学・天文学・化学・生物学・発生学・気象学・地質学・人類学・数学、そして幾何学を含む全ての科学に関係がある、哲学的研究の最高形態の１つである。

■惑星グリッドの研究の多くは、『地球は巨大な水晶か？』という題でロシアアカデミーから出版された本の中の論説に触発されたものだ。歴史研究家ゴンチャロフ、技術者モロゾフ、そして電気技術士マカロフは、我々の惑星は正２０面体と正１２面体の相貫体の形で成り立っている基礎構造を持っているという結論に至った。ベッカーとヘイガンは、そのロシアン・グリッドは測地線ドームの基本的幾何学に則っている事に気がついた。

■ロシアングリッドの正２０面体と正１２面体の頂点を結ぶと、バックミンスター・フラーが菱形３０面体と呼ぶ立体になる。この形は明らかに我々の宇宙で最も重要で源初的なエネルギーパターンの１つであり、また我々の惑星も含めたこの宇宙のすべての領域における基本的なエネルギーパターンである。

■菱形３０面体は、１２０の同じ形の直角３角形から構成されている「最も高い振動数の」立体である。その３角形は赤道が地球を分割するように、球体を２等分するそれぞれ１５の大円が分割した部分から成る。フラーは球体の研究を通して、それらの膜は自動的に菱形３０面体の大円パターンに自己組織化するという事を発見した。

■惑星グリッドは宇宙そのものでもある巨大マカバの中にある１つのマカバである。マカバは我々の宇宙を創造する源初のエネルギーパターンを運ぶ知的乗物である。マカバによって宇宙全体にもたらされる普遍的マインドの暗号化されたエネルギーなしには、何物もこの宇宙に顕現しない。あらゆる個々人もまた、普遍的エネルギーパターンの反映であるマカバを持っている。

■我々の宇宙を創っている全てのエネルギーパターン（神聖幾何学／宇宙幾何学）はマカバによって制御されている、と「エノクの鍵」は301:13の中で我々に告げている。電子・人間・惑星・星々・銀河、そして超銀河のような全ての基本的単位は、宇宙の偉大なるマカバの１つの局面としてそれぞれ自身のマカバフィールドを持っている。

　　　正８面体－空気
　　　正２０面体－水
　　　正１２面体－生命
　　　生命と空気､１４４０マイル
　　　水と空気、２１６０マイル

　ＵＶＧはプラトン立体の統合立体である。これら３つのプラトン立体によって象徴される源初の要素は、ＵＶＧの１５の最初の大円の軌跡として特性づけられている。稜線の長さは球面的または平面的幾何学で計算されている。この織物の線はＵＶＧの１２０個の３角形の頂点をつなげた大円の軌跡である。

※より詳しい情報を希望の方は、ＺＯＮＥ－１２の｢惑星グリッド」のページを参照のこと。
　
　なお次のページでは、惑星グリッド製作と共に行われた３つの綿棒多面体（もしくは綿棒ーズ）の製作について見てみよう。