（０５６）ヌースアカデメイアの忘年会

　朝の４時過ぎまでＢＯＢと話をした後ようやく眠りについたので、お昼からの福岡ヌース忘年会は少しだけ眠かった。ＢＯＢのレクチャーの前に、私が話をする時間を１時間ほど設定してもらってあった。ＢＯＢの話と接点をもてればいいなと思いつつ、とりあえず内惑星の諸周期、特に水星と金星の諸周期の話を駆け足でする。やはり１時間ではほとんど全体像は語れない。私の話はまだまだ未熟だということだ。より精進すること。

　この後ＢＯＢは、今年最後のヌースレクチャーを始めるが、昨日に続いて２００２年はよりリアルワールドでの活動も進めていくと所信表明をする。いつものようにきっちりしたテーマに沿ってではなく、質問に答えつつ、その場の流れとアドリブで話を展開していく。しかし１０年以上続いている福岡ヌースの中では、ヌースの中の概念と言語定義が次々と変化変容してきた。古くからの参加者たちから、今回の新展開もまた後日には変わってしまうのではないかという所感が表明された。以前の定義ではこれこれだったが、今回の新たな定義とはどう違っているのかというような、妥協と非論理性を許さない真剣モードで話は展開していった。馴れ合いではない信頼と真理を探究するものの真摯な緊張感の中、ＢＯＢの話は数時間にも及んだ。

　ようやく鍋に火が点火された時はすでに７時近くになっていたが、熊本や大阪のヌースからも遠路はるばるの参加者も交え、パーティーモードの忘年会が始まる。それにしても福岡ヌースの参加者はそれぞれのキャラが立っていて実に面白い。それなのに不協和音がなく、意外なオクターブ協和して盛り上がっているのは土地柄のせいだろうか、ＢＯＢの人柄のせいだろうか。今回は裏方さんの姿をずっと目で追って見たのだが、やはり裏方さんあっての表の華やぎなのだと改めて知った。名前はあえて出さないが、サポーターの皆さんに感謝を送りたい。

(※）写真のキャプション
右上：ヌースアカデメイア本部の一角にての忘年会。画像が小さいので誰が誰か分からないのがミソ。
右下：私がこの日と前日のドリームパズル・レクチャーに用いた３次元グッズ。全部手作りなのが泣かせる。

テラバイト日記（０５６）20011216-1