■場を壊す酩酊状態の者は誰？　20030816-1

酩酊のまま公共の場に接するものは空気を共有できぬまま意識せずに破壊する。正
気を保持できぬ意識は過去の心の様々な傷から染み出る感情に濡れそぼちつつ時間
軸が混乱した世界と対する。ところではたして誰が自らを正常だと申告できるか。

　　　■甲田式プチ整形法　20030816-2

片方だけ一重まぶただった女性に甲田氏は、高額なプチ整形をするより鏡の前で自
分の顔に向かってなぜ二重にらぬのかと言い続けろと言った。３ヶ月後には彼女は
双眼とも二重になった。自らも治したこの方法は感情が入ればなお良いとのこと。

　　　■イメージによる自己実現法　20030816-3

イメージにすれば現実化するという自己実現法。月10万で生活していた者が豊かな
生活をイメージしようとする。月20万、50万の生活を想像するのはできるが、年収
数億の生活は想像できない。想像力も未熟だがこの自己実現法もまた奇形である。

　　　■その他のある選択問題の選択肢　20030818-1

選択肢の中に「その他」が入っていない問いはそれ自体すでに稚拙なものか欠陥品
だ。輪廻転生というものがあると思うか否かという二択の問いに対し、どちらとも
言えるとこちらが答えた時の反応で、質問の質のみか問う者自体の資質も伺える。

　　　■真の答は必ず既存世界の外から来る　20030818-2

沈黙もまた答。そして一見同質に見えてもその答の質もまた、異常と超正常の次元
垂上下方向に異なる２態がある。答えようとしても答えられない者と、答えられる
が敢えて答えぬことで答える者と。正しい問いの答は必ず想定全ての外から来る。