■さらにもう１歩前進する事 20030410-2

そろそろ次のステップに進む事にしよう。人間型ゲシュタルトを味わい尽くすとい
うパラドキシカルな表現ももう飽きた。他者に明言する事なく自らの心の中でそれ
を始めよ。実践する事。記録する事未来を自らの内に。構築しそれを生き切る事。

　　　■誤解を全て撲滅せんとするは愚 20030413-1

弁解は決して気持ちの良いものではない。誤解が他者の不利益になるのであれば、
速やかにその誤解を解き放て。自己利益のために正当性を主張する弁解は他者の時
間を奪う。弁解のみに終始せず他者に誤解する自由を与え敢えて時を耐えてみよ。

　　　■余裕なき時自分を見る余裕持て 20030413-2

余裕がないのは見苦しい。自分がそのような時は、申し訳ないとせめて一言周囲に
詫びを入れよ。自分が忙しい時は他者が暇に見えて自分の仕事に使おうとする。病
の時は他者が健康に見えて自分を癒すために使おうとする。世間にも平衡感覚を。

　　　■見えぬものを見るための心構え　20030418-1

哲学の言を安易に用いず、宗教の弁に寄りかからず、科学のデータに染まらずに、
それらを超えて行く心構えで生きていこう。世界を見て見て見て見て、その見える
ものの向こうを見ようとする自分自身を過信することなく信頼して生きていこう。

　　　■無音を聞き無意味を解読しよう　20030418-2

無音の空間に聞き耳を立て己の内側に鳴り響くものを聞こう。耳鳴りが聞こえたら
その音の色を自力で変えてみよう。指先に意識を集めて自らの意思とは別の動きを
捉えてそれを読み解こう。意識の界面上で生起していることを真剣に見詰めよう。