■机上の混乱は意識の乱れ 20030130-1

生活上の平衡感覚修正は、身の周りの整理整頓から始まる。生活の乱れは机上・部
屋内・パソコン内・脳内の乱れ。どれ１つ乱れていても、他と連動して混乱は収拾
しない。机上すら片付けられぬ者に脳内が明晰であり続けられるであろうか。否！

　　　■平面満月の不思議 20030130-2

満月はなぜ平面に見えるのだろう。太陽が球に見えないのは光が強すぎて目には光
の球面上の強弱が区別できないからかもしれないが、太陽光を反射しているだけだ
と言う月の表面からの光もそうなのだろうか。望遠鏡では細部まで見えるのだが。

　　　■究極のエゴイストは優しい 20030201

誰の言う事もそのまま鵜呑みにはしたくなかった。納得するまで信じ過ぎぬように
心掛けた。知覚錯誤が避けられぬ自分の思考そのものも過信を自禁した。客観と言
われるものは主観の集合に過ぎぬと豪語した。そして他者と自分に優しくなった。

　　　■急激な発狂を見て静かに狂う 20030221-1

漸近線の加速の果てに進行方向が直角に変わるような急激な狂気。滝に向かう流れ
の中であがく姿を見て、それでもそこに熱い人間性を読み、共に同じ地に立つ決意
をする。狂気の果ての境地。私は静かにゆっくりと狂い続ける道を辿ると決めた。

　　　■温泉の名入りのタオルたち 20030221-2

名だたる温泉たち。名もない温泉たち。各地で入湯を繰り返し、たまるのはその宿
のロゴ入りのタオルたち。記念にと集めていると、知らぬ間に数が貯まる。温泉の
話をしただけで心和らぐ日本人の感性が好きだ。湯を周る温泉巡礼のタオル１本。