■自己中心惑星　20021212

話しかけたが答がない。私の声が小さ過ぎたか、タイミングが悪かったからだ。し
かしそうと分かっていても、相手に対して不快の感情が揺らぎ波立つ自覚があるこ
とがある。身体の反応に未だ自覚できぬ自己中心性を認め、然る後に超え行こう。

　　　■１人生きる潔さ　20021222

１人でいる時に皆と共に在る事を思い、皆と共にいる時に１人在ることを思うと詩
人は言った。他の誰にも似ていない個人として生きる潔さなき者に、全ての人は同
じだと言う権利はない。一個の人間として生まれきた者として他者と共に生きよ。

　　　■生かされし者よ生きよ　20030107

我々は神に生かされている云々という文章は、読んでそれを瞬時に理解するために
あるのではない。生命自体が後日それを体感した時に、それを確認し確定するため
にこそそれはある。先駆者よ同輩よ口で言うより実際に生きてその真実を見せよ。

　　　■26000年生きて、今…　20030114-1

26に消費税率５％をかけると月の公転・自転周期の日数27.3となる。このことを一
概に偶然だよと切って捨てる自由は誰にでもある。しかし20から21へと世紀をまた
いだ我々は、この20：21の比に重ねて意味を手繰り寄せる数理精神を持てるのか。

　　　■内から外に流出する音楽　20030114-2

人間の聴感覚はなぜ音楽的２累進オクターブ構造で協和を認識し、情緒を…そして
時には魂までも揺さぶられるのだろう。私たちは音楽に対してあまりにも無防備で
無理解だ。日常という音楽地雷原の中で既成に満足せず、自らの内なる音を聴け。