■人間型ゲシュタルト　20021030-1

人間型ゲシュタルトが私は好きだ。それを否定することも耽ることもなく、意識
的に味わい尽くしてから超えて行きたいものだ。人間型ゲシュタルトとは何かを
知るためには、先ずそれを超えたものが自らの内にある事を知らねばならない。

　　　■美味しいものを食べる　20021030-2

美味しいものを食べることは快い。それを真に知るためには不味い物も食べたり
空腹を体験する必要がある。主義主張の頭だけでもなく、知覚器官としての舌や
胃袋だけでもなく、目の前の食べ物を全身全霊で食べるという現実に集中せよ。

　　　■引用文過多の愚文　20021030-3

表現したい事を明確にするための引用文はよいとしても、自らの言動の権威を高
めることや知のひけらかしが見え隠れするような引用には辟易させられる。たと
えぼくとつであっても自らの意見を表明するのに無用な引用がない文は美しい。

　　　■悲しいという感情　20021030-4

ファミレスで隣りの席から…女は悲しいよね…という会話の部分が聞こえた。自
分の身を省みて何か悲しいという感情があるかと自問した。自己憐憫の悲しみで
なく時空共有に失敗したデスコミュニケーションの場は悲しいと思い当たった。

　　　■なおざりな干渉の拒絶　20021030-5

薬局や病院はもちろんのこと、健康グッズも他者のヒーリングや遠隔気功すらも
私は穏やかにしかし断固として拒絶する。緊急時はその例ではないが、他者と自
己の明確な境界を超えて繋がるにはまず、相手の自由意思の確認が必要だろう。