■肉体で在ることの至福　20020922

身体があるということ。持つのではなく在るという不思議。肉体と魂という二元
論的発想や輪廻転生と今生という類の世界観とは無関係の感覚。赤子が自らの身
体随意に動くことを始めて自覚した時の無邪気な喜び。身体への感謝と慈しみ。

　　　■時間の搾取　20020923-1

時間の本質とは生命である。各個は独自の生命サイクルを持って生きている。私
が嫌う行為とは、自らの都合に合わせて他者の時間サイクルとリズムを無自覚の
内に強引に同期させる行為だ。他者の時間の搾取は生命への直接的侵害である。

　　　■ショート断食　20020923-2

自らの食を再考・再覚するためにショート断食を試みるのも良いだろう。単純に
丸１日水分以外を摂取しない事から始めて、次はもう少し緩やかに３日ほど。他
者との時空共有は、性的興奮のように１人でいるよりも食欲を生起させられる。

　　　■数の豊かさ　20020923-3

アボリジニやブッシュマンの数理は１，２，３，４、たくさんである。しかし彼
らの世界観や精神性が豊かでないと言い切れるものはまずいないだろう。十数桁
の数の羅列で個々人を管理しようとする社会の中で、より幸せな数と付き合え。

　　　■光よ輝け　20020923-4

光よ、光よ、何らかの物質に当り輝くものよ。この世に遍く行き渡りつつ、虚空
では存在を知覚させずに直進するものよ。木々のざわめきの中に、遥かなる波頭
に、未知に出会った子供たちの顔の上にに輝け。光、私の真正なる言葉たちよ。