■子供の成長　20020908-1

他人の子供はちょっと見ない間にすぐ成長する。それは誇張して言えば「だるまさ
んがころんだ」をしている鬼が、１度目を閉じて声を出してた後で振り返ったらも
う目の前の子供が大きくなっているかのように…だ。子供には望む全てを与えよ。

　　　■上野駅の空気　20020908-2

台風の影響の大雨で房総半島の電車運行を見合せているとのアナウンスが流れてい
る。心なしかいつもより人が少ない、日曜早朝の上野駅構内。雨は人を眠たげにさ
せる。しのつく霧雨はさす傘をすり抜けるように身を濡らす。さあ、目を覚ませ。

　　　■霧雨逃れる人と鳩と　20020908-3

浅草口の改札を出ると、いつもは日陰で涼んでいるホームレスの人たちが大屋根の
下に集まって話していた。その手前には鳩たちも避難している。彼らに安らぎのあ
れ。この鳩たちにも憩いあれ。そして道急ぐ背筋伸ばした人たちにも幸あれかし。

　　　■WHO'S FOODS? 20020908-4

食事の現在と未来を突き詰めれば、全ての物を問題なく食べられる者と何も食べな
くても生きていける者の２究極に至る。どちらに指向があるとしても個人はこの間
のわずかな帯域にある。全体性の中で眼前の食物を食することに感謝を絶やすな。

　　　■自主的晒し者　20020908-5

テラバイト先の奥さんが、長野の田舎の甥っ子が私のＨＰを見たと電話があったと
言った。下手な事は書けないなと思ったが、もう充分書いている気もする。私の顔
や様々な所感も臆面もなく晒してある。どこで誰が見ているか知れぬ恐怖と愉悦。