風邪で頭痛と不調の喉を抱えたまま、名古屋から１１時発難波行きノンストップ特
急アーバンライナーに乗る。咳止めにと喉飴を舐め続けつつ、トーク内容の最終チ
ェックをするはずが車中睡眠誘発現象が勃発し、いつしか寝入ってしまっていた。

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久しぶりの大阪。終点の難波駅に到着後、改札口で丸刈りでニコニコ笑顔の人が近
づいて来た。別所氏だった。昨年末に福岡で会った時には肩を隠すほどの長髪だっ
たが、何ぞ期するところがあっのか、ほんとうにバッサリと切ってしまっていた。

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会場となるrodeo cafeというお店は駅から徒歩で５分程だそうだ。しかしワールド
カップの試合後に多くの人が飛び込んだことで有名な道頓堀が見たいと私が言うと
別所氏は少しだけ遠回りをして案内してくれた。途中の御堂筋は緑が美しかった。


道頓堀ジャンプ場は２つの橋の間　　　この濃緑泥色の水…　　　　　行き交う人たちの賑やかさ

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カニ道楽の赤いモビールや、青色のユニフォームに着替えたグリコの看板を眺めつ
人波をかき分けて橋のたもとに辿り着く。欄干から身を乗り出して水面を眺めてみ
た。平常心であればまず飛び込もうとは思わないであろう、汚れた濃泥緑色の水。

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会場入りをすると地下１階では、若いスタッフがかいがいしく働いていた。映像機
器を駆使した画像が壁にプロジェクトされている。暗いステージスペースに光源増
加を願うが、今度はホワイトボードに反射してしまい、セッティングは難儀する。