(173) 徒手空拳 何も地図を持たず、何も利用できる道具がない事を嘆くまい。信じるのは自分自身の直観と未来。そしてそれは確かに自分で感じ切れないほどまでに確かなのだ。すべてを受容する事。すべてを肯定する事。すべてを愛する事。そしてその上更に自分自身が行動する事。そうする事によって初めて、この世界鏡に包み込まれた私自身の世界観に、新たなる世界観を導く亀裂、ひびを入れる事ができるのだ。

(174) 感謝 これまでに巡り会ったすべての人に感謝します。これから巡り会うであろうすべての人々に予祝を送ります。かって人間が獲得したこの時空認識感覚に感謝します。感謝して、そしてそのすべてを超えて行く事をここに誓います。私が今までに知り得たすべて、今成し得るであろうすべて、私の世界観の中のすべての知り様によって知られたすべては、これから私が意識・努力して明確に知るであろう世界を考えれば、比ぶるべくもないほど僅かなものであろう。しかしその僅かな知り得たものを元に先に進むのであるから、その知り得たすべてを私は声を大にして肯定する。

(175) 問題はこのこれまでの世界観に於いてそれを突き抜けるため、私が如何に行動するかである。ノウハウはない。その瞬間瞬間を可能な限り大切に、意識的に生き切るかだ。真剣でなくてはならない。怠情に甘んじてはいられない。前進！前進！上昇の為に！