027:I love you! 19880710,16,19
(81)I love you! 19880710

 私が八百万言を要してまだ言い足りないでいる事を一言で言えば(I love you!)という事だ。しかしそれについコメントが付き、実はIはyou以上のものであり、youもまたIを含むすべてであると言う事を言わざるをえない。つまりIはyouとイコール以上であり、区別できるがしかしできないものであり、主客、主語と目的語と成りえないものである。従って動詞でありそれ以上であるloveのみが残る。 

(82)表現という慈悲行 19880716

感じ、思った事を表現するという事はとてつもない慈悲の行為だ。独善・他者の主観との交流に対する悲観的・消極的・受動的態度を超えて為す行い。そしてその表現を、そのコンテクストを理解しながら受け取る事の慈悲心。共感せずには理解はできない。その慈悲同士が一つになって関係性を築き、より大きな自己組織化という生命の流れを築いていく。

(83)ある権威が他の権威に取って代リ祭り上げられるくらいなら、最初の権威に権威を与えなければ良いのだ。

(84)情報の純度。少なくともコンテクストに対する純度。

(85)脳とはトボロジー的に反転した身体である。

(86)アダムのいないイヴ 19880719

間: アダムがもしアダムでなかったら、イヴはどうなっていただろうか?
答: それはアダムとは異なる名を持つアダムに相当する者の肋骨から造られた、
       イヴとは異なる名を持ってイヴに相当する者になっていただろう。