（０９７５）水に書かれた点描画<２>神を冒涜する言葉は神を冒涜しない

11）意識次元では人間は自己を捲れ上がらせつつ前進増大する環形動物だ。

12）何事も否定されるべきではない。
　　だれも否定すべき根源的根拠を持たない。

13）神を冒涜する言葉は神を冒涜しない｡
　　その言葉もまた神であるからだ｡初めに言葉ありき｡

14）自己を律するものは自己以外の何物でもない。
　　他者でも法律でもない。自己はない。

15）人間には自分の感情を常習的に誇張するという欠陥がある。
　　人間には事象の因果を外に責任転嫁するという悪癖がある。
　　１１０＋１＝１１１　　　　　　人に位置を持たせるという秘密。
　　１１１＋１１＋１＝１２３　　　ひふみの内部の３重構造。
　　１７７＋１１＋１７７＝３６５　地球と人との共形変換のモデル。

16）日々刻々、行ずるもよし、堕するもよし。
　　二者に区別なし遺恨なし。ただ二者と見ず二面と見る。
　　幸せな、幸せな、幸せな正４面体。

17）「なるようにしかならない」と「なるようにかならずなる」とは
　　「なるようになる」という事に対する二つの頂点からの見え方に過ぎない。
　　幸せな、幸せな、幸せな正４面体。

18）もし自分が知らないという事を知らなければ知っていると思う。

19）ここはまあひとつどーんと泥船に乗ったつもりで私にお任せ下さいな。
　　カチカチヤマノタヌキヨリ｡

20）苦しい時こそその苦痛の生じるプロセスをリアルタイムで見る唯一のチャンスだ。

水に書かれた点描画　<２>/1985-1988