（７６）構 造 の 力
この話の鍵となる要点は、組織化された構造は微妙なエネルギーの発生と伝達の本質であるという事の理解である。結晶はこの事の優れた例である。なぜならそれは、様々なタイプのエネルギーを自然にゆがませる波を生じさせる、均一構造を持っているからである。
鉄から生じる磁力は、構造がいかにエネルギーを誘導するかという、もう一つの重要な例である。鉄原子の中の電子が画一的に極性化した時、１つの鉄原子が磁化する。（この事は電子が整列した時、磁場が生じるという事である。）この磁界は物理的リアリティと並列な位相に存在する、他のエネルギーの２次的効果によって現れる。しかしながら確固たる地位を持った科学者の多くは、この事が起こり得る可能性の存在を認める事を嫌っている。
構造は大ピラミッドの幾何学の力を理解する鍵の１つである。その角度はＯＭの音やスリ・ヤントラとも関係がある、生命力エネルギーの特有なタイプの導波管としての役を果たす。
神聖幾何学の研究は宇宙の最初の構造を明らかにし、いかにして物理的出来事が光によって形成されているかを説明する。デュランバロー・メルキーザディックが、もし個々の人間がいかに神聖幾何学の知識を精神的作業と合致するかという方法を学ぶならば、彼らはパワフルな力とつなぐ能力を受け取るだろう。ヤントラは特有なエネルギーを共振させるエネルギー構造の装置である。インドとチベットでは、様々なタイプの力があると言われている多数のヤントラがある。たとえば水晶のように、ヤントラは人間のエネルギーレベルを高める力のある宝石のごとく身につける事ができる。最も力強い生体エネルギー増幅装置の１つがスリ・ヤントラである。
初期の頃私は、スリ・ヤントラはＬ－フィールドへの奥深い効果がある事を見いだした。後になって私は、人間の生体エネルギーシステムのバランスを取り、増幅する発生装置のための特別な幾何学的構造をそれと結び付けた。その成果が私の発明品のセンサーＲⅢである。この装置は技術的には、マイクロ波の放射状対数曲線アンテナである。
１９７４年までに私は、人間の生体エネルギーの平衡を取り増幅する力を、創出し焦点を当てる事ができる幾何学的構造を操る、数多くの装置を開発し販売した。私はこれらの装置を、ビュラーの電位計と鍼治療の機器でテストして確認した。これらの生体装置には我々がセンサーＲⅢと呼ぶ、平たいピラミッド形のものも含まれている。この「平たいピラミッド」が身体に装着されると、経絡システムに奥深いバランス効果を得られる。センサーＲⅢは、中央に私が初期にデザインしたスリ・ヤントラの１つが入っている、幾何学的に放射状対数曲線アンテナである。（イラスト参照）
１９７４年に我々はＮＢＣテレビ局のトム・シンディー・ショーに出演した。このショーで私は、私が何かしていることを知らせないまま、トム・シンディーに元気をなくすような秘密のマーシャルアーツ技術を用いた。私は体に触れないようにしながら、彼の目の前で手を波打たせ、彼のエネルギー場を乱した。しばらくすると彼は、何か強い脱力感に襲われてしまい、まるで落ちて行くように感じると言った。私はすぐに彼にセンサーＲⅢを握らせて元気を回復させた。私の方からは何も言わないのに、トムはセンサーＲⅢに触れると力がみなぎるように感じると言った。
パトリック・フラナガンによってデザインされたセンサーＲⅢ
センサーＲⅢのデザインはInnergyＲの宝石の小片の中に施されている。数百万体が１９７０代に売られた。対数螺旋状にダイヤモンド形に溝を刻んであるものだ。私の初期のスリ・ヤントラのデザインは中央でよく目立っている。これはただ紙上にインクで印刷されたデザインに過ぎないが、それでもあなたがこれを見つめれば、微細なエネルギーをあなたに向けて発している。（版権元：パトリック・フラナガン）
