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（７２）プラナ：ライフフォースエネルギー（パトリック・フラナガン＆ゲール・クリスタル・フラナガンによる）
秘教的主題に関する何百冊もの本を読んだ後で、我々がプラナと呼ぶ生命力エネルギーについて７００以上の言葉がある事を私は知った。例えば中国ではこのエネルギーの事を気（Chi）と呼ぶし、朝鮮人も気（Ki)と呼び、チベット人はツモと呼ぶ。プラナは我々に生命を与える本質的なエネルギーである。サンスクリットでは、プラナは「絶対なるエネルギー」を意味する。用語法の一致の欠落をカバーするために、私はそれと共にワークし、学んでいる普遍的な生命力エネルギーを表現するために、現代的な言葉を創出する事にした。この考えに多くの思考を費やした後で、私は「InnergyＲ」という言葉を考えついた。私はプロの健康についての研究家かつ発明家なので、この言葉を私のトレードマークの１つに採用する事にした。また私がこのような、私の仕事と製作を区別する用語を持つ事は重要である。
私たちがより多くプラナを持てば持つほど、健康と活力を保持できる。我々のプラナの残量が少なくなると、活力がなくなり病気になる危険性が増す。プラナは体の中を巡り、我々が呼吸によって補給する酸素のようにエネルギー源となる。プラナは中央神経組織にとっての本質的要素であり、一種の燃料すなわちInnergyＲとして使われる。全ての思考、全ての行動、全ての「意志」による努力、全ての筋肉の動きには多量のプラナを用いられる。したがってもし我々が健康であり続けたいならば、我々の体内に高いレベルのプラナを保持するように心掛けなければならない。
私は人間の体の中のプラナの量を測れる電気的装置を開発した。これらの装置を使って体内のプラナのレベルが成す様々な事を明らかにした。ヨガ教室で教わったような通常の呼吸訓練法が、体内にプラナの蓄積量を増大する能力があり、そしてその訓練法もまたプラナの補給と消費双方の役割を演ずるという事をあなたが知るとしても、私は多分驚かないだろう。睡眠もまた我々の生体エネルギーフィールドを充電し、再極性化する事に重要な役割を果たしている。
私の研究はすでに、我々が飲んでいる水は肉体中のInnergyＲのレベルに深い効果をもたらしていると結論づけている。その理由は、水は生命力エネルギーの源初的乗り物の１つだからである。水が毒素を洗い流すだけでなく、身体を活性化させたり脱力化させたりする力があり、良質の飲料水とそれが大量にある事は、多くの人々が思っているより重要である。純粋で低ミネラルの水は、高レベルの健康のために不可欠なものであり、細胞内に存在する特別な水を統合するために、可能な限り最も純粋な水を肉体が必要としている。この水は液体の結晶の状態であり、光を細胞に変換する能力がある。
結晶は緊密構造なので、その特性として生命力エネルギーと共振する。水の不思議さの１つは、それが構造的になればなるほど、生命力エネルギーが封じ込められるという事だ。結晶構造の水の最も望ましい形態が、星形正４面体の形へと組織化される水分子のグループで構成されているという事は、特筆すべき特徴であろう。
私は数年間、科学的見地から生命の神秘について学んでいた事があり、生命力エネルギーは容認されている科学的分析を無視する構成要素があり、また光や電気的／磁気的エネルギーのような物理的現象として知られているものと、一致するという局面も存在している。この事の１例として、中国の科学者が経絡と我々が呼んでいるエネルギーの通り道に、物理的基準を発見しているという事を見落としてはなるまい。
これらの科学者は、経絡が気通信に用いる繊維光学回線に良く似ているという事を発見した。それらの微細管は直径が約１００ミクロンである。それらは体を通してエネルギーを運び、組織の機能を制御する誘電波導機のように働く。これが意味するものは、それらの回線を通して動くエネルギーは光の形をしているという事だ。
イェール大学から来た教授、ハロルド・サクソン・ブール博士が、すべての生きている組織は電気的エネルギー場の構造に支配されているという事を発見したのは特筆すべき事であろう。彼はその電気的場をＬ−場もしくは生命の場と名付けた。彼の本『不死のための青写真』は彼の４０年来の研究をかけてまとめあげたものだ。
ブール氏の最も思考を刺激する発見の１つは、卵と種が再現すべく形作られた有機生命体によく似た電場に取り囲まれているという事だった。例えばニワトリの卵はニワトリの形をした電場に囲まれており、花の種は花の形をした電場に囲まれているのだ。もしそれらの電場がなかったら、その種や卵は結実や発芽をせず、それが死んでいるようにみえようが見えまいが、それはすでに生命力をなくしている。
塩化銀の電極と電位計として知られている繊細な器具で、人間の肉体上の生命場は探知し計測する事ができる。最初のエネルギーの道筋は、何千年も前に中国人によって分布記録された経絡と同じパターンに沿って流れている。これらの場は、人間の活力の場である。もしその場が強ければ肉体は強く、弱ければ肉体は弱いのだ。
その繊細な装置を使って、ブール氏は頚部の癌をそれが現実的に肉体に起こる１か月や１年も前に発見する事ができる。全ての病気は肉体に現実として現れる前に、まず最初に肉体の電気的青写真に現れる、と彼は言う。これが悪い習慣は結局、肉体的な病気として現れる理由である。人々はしばしば病気になる前に、何年もの間日々生命場を弱らせている。対照的に、もし我々が日々自分の生命場をバランス調整すれば、病気が現れる前にそれを止める事ができるだろう。病気は突然やってくるものではなく、まず我々の生命場に広がるのだ。
ブール博士と中国の科学者の研究は、生命力エネルギーは電場と光のようなエネルギータイプの両方として存在する、と指摘しているようだ。またこれが意味する事は、これらのエネルギーがより繊細で発見しにくい他の力の１つの局面であり、しかもより力強いものである可能性が大きいという事だ。