（６８）13に関するメモ

１３という数はこの惑星地球の人類が知っているすべての数の中でもっとも謎に満ちている。
１３という数は物質領域を超えた資質を表す超越した数である。この数は時間構造の根源的な数の一つである。物質的リアリティは３という数の倍音の６およびさらなる倍音の１２に基づいている。メタトロンの立方体において、我々は一つの中心の円を取り巻く１２の円によって、いかにプラトン立体が形作られているかを見て取れる。この中心の円が隠れている創造の神聖なる本質である。

新約聖書において我々は、キリストが自分の周りに１２人の使徒を集めている事を知る。１２＋１＝１３．
旧約聖書の中の数の書の中に、イスラエルの１２ではなく１３の支族を見て取れる。多くの教師がイスラエルの１２支族について語る時、神秘の神殿の護り手であるレビ族を見落としていて数に入れていない。（この事は実際にはよく知られているにも関わらず、伝統的に数に入れられずにいた１３番目の星座・蛇使い座を想起させる。）
音楽において半音階のスケールでは、ピアノの白鍵に対応する８つの全音と黒鍵に対応する５つの半音の、全部で１３の音から成っている。

時代の新秩序の到来として誇りも高らかに宣言されているアメリカ合衆国の大紋章は、１３と５２という数に基づいている。この大紋章の両面は「合衆国大統領の紋章」として扱われている大鷲が元になっている１ドル紙幣の上にも見て取れる。この紋章はいくつかの１３という数のセットから成っている。
１．大鷲は１３の矢を掴んでおり、オリーブの小枝は１３個の実と１３枚の葉がついている。
２．大鷲の頭上にある星のかたまりは１３個である。これは最初の１３周を表している。
３．大鷲のくちばしが掴んでいる「無数を超えれば全一」というモットーは１３文字から成っている。
４．紋地のピラミッドの描かれている側にある文字は３９である。３９＝１３×３
５．そして最も特筆すべき事は、図柄のピラミッドは１２段になっており、最上段の１３番目には全てを見通す神の眼が乗せられているという事である。

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