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（６３）銀 河 の 門
ホゼ・アグエイアスの研究の最も興味深い局面の１つには、銀河の門に関して彼が言及している仕事が入っている。マヤの神聖暦の２６０のマトリクス構造中の各ユニットは、１から１３までの数的意味と、１から２０までの特性もしくは「しるし」を持っている。
このシステムの様々な銀河の門の調和した関係を熟視すると、異なる日付の銀河の門に分かれているマヤ暦もしくはグレゴリオ暦のいかなる日付も、その日付と共振しているという事が信じられる。例えば1987年７月17日のハーモニック・コンバージェンスは広島で原子爆弾が破裂した日と同じ銀河の門を持っているという注目すべき事実がある！
この事の意味は、ハーモニック・コンバージェンスという世界的平和の儀式が、この惑星上で今まで起こった最も恐るべき事とうまく共振するように行われたという事である。そしてマヤの時間システムの科学にしたがって、ハーモニック・コンバージェンスの儀式によって創られた愛の波動が、広島の原爆で始まってしまった核の死のプログラムを相殺したのである。
この魔術の一部は、ハーモニック・コンバージェンスの時、ホゼは銀河の門の秘密をまだ発見していなかったという事だ！この事は古代マヤの時間計測者によって予言されていた最初の惑星レベルの平和のイベントが、それ自身の力によって２６,０００年周期のまさに正しい時に、ほんのわずかな努力もしくは（意識的な）計画によって現実化したという事である。ホゼと他の多くの人々はこの事を、高次の力がハーモニック・コンバージェンスの時に働いていた事の明瞭な現れであると考えている｡
人が銀河時間の流れの中に入った時起こるシンクロニシティのさらなる例は、ホゼが自著『マヤンファクター』の中でハーモニック・コンバージェンスの日付を独自に宣言した時、彼はその日の太陽が黄道帯の１４４度にある事や、またこのイベントがこの銀河の中心に近いポイントで土星と天王星が意味のある惑星直列をしていた時に行われたという事には気づかずにいたという事実だ。
ホゼの１９８７年７月１７日についての認識は、トニー・シェアラーの『夜明けの支配者』という１９７１年に出した本の中の、この日付に関するあいまいな言及から始まっている。トニーは彼が中央アメリカに住んでマヤとアステカについて研究していた期間に、部分的には予言によって受け取っていたものである。彼が言及したこの日付が１６年も後の大掛かりな惑星的イベントの触媒作用をするであろう事について、トニーが何らかの考えを持っていたとは考えられない。
回顧してみれば、ホゼはハーモニック・コンバージェンスをしていた彼自身が実際に起こっている「宇宙的テレパシー」の最初の例であると考えていた。ただ集合意識だけが、予算や誇大広告なしに惑星スケールの宇宙的イベントで、あれほど多くの人々を集める事ができるのである。ハーモニック・コンバージェンスの意識を理解していない人々、もしくはホゼのマヤ暦の解釈が間違っていると言う人達に関しては、ホゼはただあのイベントの成功そのものが物語っていると言っている。何かが確実に起こっている──なぜ世界のあらゆる地の人々がちょっとした気づきで集まったり「平和を考えたり」するのだろう？結局どちらの方が力強いのだろう。144,000人の人々が平和の祈り──もしくは原子爆弾の破裂？