（２６）儀式としての瞑想

　どのような瞑想の集まりでも、祈願と共に始まるように勧められている。下に示した２つの祈願文は、高次の知識を受け入れやすいリラックスした状態を創り出すために、意識と無意識の双方に働くよう象徴的な言葉を用いている。

　下記の声明文を読めば、あなたはそこに肉体的、精神的、宇宙的な心の様々な局面やレベルに属する幾つかの条項が含まれているという事を知るだろう。これらの文が意識が創る様々な層を通して、どのように動くか気づいてほしい。

　研究者はこれらの祈りの文句をテープレコーダーに録音し、瞑想中にそれらが自分自身と同化していると感じるようになるまで繰り返し再生する事を勧める。瞑想儀式の初めに繰り返すこの祈願分を、実際に覚えてしまうのは良い考えである。

バージョン１

私は私が在るがごとく在るなり。
私は自身が宇宙の水のように平静で繊細であろうと意図する。
私は自身を宇宙の真実の光を受け入れるためにオープンする。
私は万物と一つである、神のおわしますこの王国において。
私は内に在り、外に在り、
私はより高きに在り、より低きに在り、
私は限りなく、私が在るがごとく在る、
総ての時間と空間と次元のリアリティを通して。
私は宇宙の真実の光を反射する完全なる宝石である。

バージョン２

平和、平和、平和、
私は心の中にある無限の水を鎮める。
私は普遍的な光の真実に祈願する。
私は万物と一つである。
神のおわしますこの王国において
私は内に在り、外に在り、
私はより高きに在り、より低きに在り、
私には限りがない。
私は気づきの中で気づいており、
私は意識の中で意識している。
私は私が在るがごとく在るなり、
総ての時間と空間と次元のリアリティを通して。
私は宇宙の真実の光を反射する完全なる宝石である。