（０３）惑 星 を 癒 す 儀 式
どちらがよりパワフルだろう。爆弾、それともまさに適切な時の惑星を癒す儀式？ハーモニック・コンバージェンスは無意味であったという人達、それは何も証明しなかったという人達、我々の惑星はまだ悪い状態にあると盲目的に指摘する人達、彼らは見当違いをしている。早速起こるただ１つの事は不明確な全滅である。世界平和は不調和に生きてきた年月を元に戻す長い過程である。
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１９８７年の８月１６～１７日に行われた最初のハーモニック・コンバージェンスは、そのような種類としては有史以来初めての惑星の癒しのイベントだった。惑星のあらゆる地域から数え切れない数の人々がこの儀式に集まり、世界平和と癒しのために祈った。我々のようなビジョンを持った人達は、この儀式が冷戦の終結と核戦争の廃絶へ向けての流れに多大な責任があると信じていた。世界平和の過程を続けるものと暗闇へ引き戻すものの両方のエネルギーを全ての瞬間が創り出しているという事を、そしてまたいかなる日でも祈りには良い日であるという事を、我々はいつも忘れないように心掛けなくてはならない。
ハーモニック・コンバージェンスは宇宙時空マトリクスにおける絶好の時機を得ており、また我々人間種と惑星の魂自体がアセンションのプログラムへの参入、もしくは流産を選択する時でもあったのだ。それは我々の惑星を大災害へ向かわぬよう舵取りするエネルギーの波を創り出すために、惑星的な集合意識が求められた時であった。それは大成功だった。我々は最初のテストにパスしたのだ。
１９８７年が我々の惑星の歴史において大変危険な年であったとはあまり思われていない。マヤ暦の教えにおける真の調和では、ハーモニック・コンバージェンス以前の日々は我々の惑星の実験によって、まれに見る危機の時代であった。１９８６年にアメリカの戦艦がペルシャ湾に進行し、我々の記憶にまだ新しいように、世界情勢が緊張した。１９８６年に合衆国はＭＸミサイルシステムに対抗して、トライデント早期警戒システムを展開した。もし我々がコンバース（転換）しなかったら、その兵器は使われていたかも知れないのだ。
勇 敢 な る 新 世 界
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イラン－コントラの審問がハーモニック・コンバージェンスの最中に始まった。秘密政府の反逆的な筋立ては（ほんの少しだけ）暴露され、運命であるかのようにオリバー・ノースの証言の時が、まさにハーモニック・コンバージェンスの週末に行われた。（もう１つの奇妙な「偶然の一致」？）
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ハーモニック・コンバージェンスⅡ
１９９２年７月２６日のハーモニック・コンバージェンス（※訳注：正式にはただ『タイムシフト』と言う）は、多くの人がそれを聞く事なしに過ぎ去った。しかしセドナで我々は何ヵ月も前から計画を練り、数百人の人達が町へやってきてその時を過ごした（参加費は無料だった）。ほとんどの主流マスコミとニューエイジ出版物が記事にするに値しないと判断していたにもかかわらず、このイベントは参加者多数で成功を収めた。
私はセドナでのハーモニック・コンバージェンスⅡの儀式イベントの創始者であり主催者の筆頭だった。これは私の人生において最も特筆すべきイベントであった。儀式の間に私の中に流れていたエネルギーは私を変容させ、より高次の意識へと高めてくれた。儀式は実にシャーマニックな経験であり、私自身と参加者双方がそれを分け合った。このイベントのクライマックスは１９９２年７月２６日、日曜日の日没の儀式の間に起こった。私が祈願文を読んでいる時、私は偉大なる精霊の力を感じた。
儀式の前に私はこのボルテクス組織のシンボル（この本の表紙にあるマンダラ）の付いたデスクの中心をちょっと変更しておいた。私は一つの石を地球の象徴としてこのマンダラの中心に置いた。このひとかけらの玄武岩の周囲とマンダラの上に私は、私自身の水晶と儀式の参加者の水晶をレイアウトしてみた。（それぞれの日に読み上げた２つの祈願書はこの本の中に記されている。）
我々が祈願書を読み上げた後、内なる声が私に祈りを地球に届けるための焦点として、この円の中心に据えてある石を使えと指示してきた。私は人々の輪の中心に歩み入り、その石に額を押し当てた。こうする事で私は自分の意識を地球に向けて投射し、人々の祈りを届けるのだと自分に言い聞かせた。その経験はまさに仰天ものだった！私は自分の意識が地球に入り込み、純粋なエネルギーの構造と遭遇したと感じた。そのように感じた後、私は我々の惑星のハート／マインドと接触し、自身にそれを告知してから、平和と安定のためとキリスト・エネルギーの覚醒のために祈りを唱えた。そしてこの儀式の２～３日前にカリフォルニアでかなりの地震があったので、私はカリフォルニアの大地の下に安定したままでいてくれるように頼んだ。
この儀式の終わりに参加者の大半は私のようにひざまずいていた。その時のエネルギーは驚くべきものだった。それは私の友人のビデオカメラのバッテリーをフルチャージしてしまったほどだった！ （＊）
儀式の間中、雲は鳩と表現できるような白い鳥の完全なイメージを形作っていた。（鳩は聖なる精霊のシンボルの１つである。）我々はまた２重の虹を見たのだが、それは西のセドナの多くの場所から伸びており、儀式が行われた場所を聖地としてタッチダウンしているように見えた。この事に気づいていた者は皆、確かなる精霊からのサインだと思っていた。
（＊）これは冗談ではなく、エドウィン・セラノ氏のビデオカメラがこの儀式の間に実際にフルチャージされるという事が起こった事実を言っているのだ。