METATRONIC METALOGUE 9 
   

#139 暦を生きるとは生きる暦となること

暦についての1つの結論は「自分暦を生きる時、それは暦そのものになる。生きる暦となる。」ということにあいなってしまった(^^)。

「暦」を遡ると、暦のない時代にすぐ入り、さらに生命は遡って続き、脊椎動物の上陸というビッグイベントに行きあたります。そこで様々な変容と進化を繰り返して体得したものの延長として、現今の私たちの3次元的空間認識と、10進法の数理認識に大きく関係している(もちろんすべてではない)と考えられる。

また上陸後に大きく影響される太陽の周期以前から、生命体の中には地球ができてから、生命が発生した以前からそこにあった月の周期やシューマン共鳴と調和するリズムを内包しており、それはこの今でも私たちの心身の中に刻み込まれて生きている。

今目の前にある暦は外にある太陽と地球の関係に主眼を置いているが、私たちの内側には月と太陽の関係及び月と地球の関係も常に刻まれている。そのうちと外の「暦」を上手く統合しながら生きていくことが、新の「自分暦」を生きるということになろう。

   

内なる暦のみに引っ張られて踊るのは、軽薄でひとりよがりのオカルティストであり、外にある暦に全てを託すのは、自らの内なる生命の躍動や独自のリズムを圧殺して生きることにも似ている。時には敢えてそれを楽しむ酔狂も有りだろうが、ただ苦しむよりも内と外を協和させて健やかに生きることも重要だろう。

「歴」は過去のことの記録と情報であり、「暦」は今と未来のことに関する情報である。下の「止」にも「日」にも囚われず、戯れにこのがんだれ(厂)に点を1つ乗せてまだれ(广)として「麻」となし、「太陽暦」を太陽麻」とか「地球暦」を「地球麻」として楽しむのも良いだろう。

私は個人的に自分の名前を用いて、「太陽麿」「太陰麿」「「地球麿」「銀河麿」そして「自分麿」などとして戯れつつ月日を刻んでみようと思う。厳密な暦を知り、その中で敢えて独りよがりの暦をも遊び生きることも思ったより重要な暦の用い方である。暦そのものになるということ。

明日の鶴舞での「暦の話」は、地球歴創始者の開知君も駆けつけてくれる。彼と様々な暦の話をしてみたいと思っている。飛び込みでも大丈夫なようなので、興味のある方はいらしてみて下さい。

2016.09.22 Thursday

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