#239 三途の川も三度まで？

■去年遁走した黒猫デルピエ郎を探しに探して、結局大きなネズミ捕りみたいな猫捕獲器を使ってようやく黒猫を捕獲した。しかしずっと押し入れや本棚の奥に隠れていて、誤認逮捕だと分かったのは一ヵ月後。この後さらに別の黒猫が保護されたんだけれど、こいつも別の猫だった。何かの縁だと飼うことに。

■前者がコデル、後者がオオデルと仮名を付けたが、去勢したのでウメタロウとモモノスケと名付けて、責任を持って飼うことにした。しかしモモノスケが最初に糖尿病がさらに悪化してケトアシドーシスで死にかけて入院している間に、ウメタロウの方が黄疸で死にかけ入院。二匹の最初の三途の川の岸巡り。

■無事生還した二匹。しかしウメタロウが今度はやはり糖尿病がさらに悪化してのケトアシドーシスでもう死にかけ状態となって、駆け込み入院。おかけてで無事退院したのはいいものの、黒猫二匹に毎日インシュリン注射が欠かせない毎日に。そして小康状態の日々の後に、今度は衰弱でウメがもうだめか？

■原因はインシュリンの打ちすぎで欠糖症に。もう医療なんか信頼できない！と爆裂して別の猫専門の医者にダメ元緊急入院の末、ウメノスケ、三途の川の川っぺリでギリ引き返してきて無事生還。しかし、もうガリガリ。しかも食事制限。インシュリン注射。毎週検査で血を抜かれる。それでも生きている。

■もう死にかけることは無しにしてほしいんだけれど、それでも三途の川まで行きかけたら、三度四度と言わずまた何度でも戻ってこいや。そう思いつつ、今の私は腰・膝・足先と三重痛で動けないので、猫々ハウスの三匹ともども愚妻にまかせっきり。まあ何にでも終わりはある。生きてる間は生き抜こうや。

■ところで元の黒猫デルピーはどこに？今でも生きていて、ちゃっかりおばあちゃんとかから餌もらっている事を信じいているよ。妹猫のミカンが、毎日玄関まで行って速く戻れと鳴いている。私も早く元気回復しなくては。ウメタロウは優しい顔になり、鳴くことを覚え、甘えることさえ勉強中。生きろや。

2014.09.15 Monday

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