部屋が年中散乱しているのに地球環境ばかりを心配する者
個人問題を先伸ばししつつ社会問題の緊急性を主張する者
約束の時間や言葉を軽んじるのに他者の落度を攻撃する者
自らは変わることなく外部を変えることで安楽でいたい者
生命の至上を主張しつつ自らの日々の生命活動に怠惰な者
そのような者は口を閉じて黙っていろと言うのではない
声高に主義主張をする権利なぞはないと言うのではない
そんな目に余る軽薄者は他ならぬ私自身のことでもある
自らの落ち度を変革してから主張しろと言うのではない
主張する事で自らも逐一変わり行こうと言っているのだ
自らの諦念や怠惰、悲観や責任転嫁、独善と被害者意識に気付き
自らの内にも外にもある安易な情動共振で踊り出す傾向を見詰め
より真正な主張をすべく心身と身辺を変革しゆく意識を忘れまい
