#074　10cmの近くからの蜂の巣観察

■１■午前11時半、書庫室奥の窓辺で猫たちがさかんに動いている。何かと思って窓の外の壁を見てみたら、小さな足長蜂の巣があった。巣の増設中らしく、５匹ほどの蜂がさかんに体を動かしていた。ほんの少しだけガラス戸を開けてみる。猫、大興奮。いかんよ、手出しちゃ。みかんは数年前手を刺されたろ。

■２■隙間を蜂も入れないほどの狭さにしてあるのだが、デルピーはどうにか手を突っ込んでこじ開けようとする。猫のこの動作を甘く見てはいけない。引き戸や重いサッシ戸も鼻面共々ぐいぐい捻じ込んで開けてしまうのだ。観察はここまでとサッシ戸を閉める。蜂たちはぴたっと動きを止めて巣を守っている。

■３■画像と文章を作って、あとはネットに上げるだけなので、蜂たちはディフェンス意識で巣の上に固まってへばりついていたけれど、もう解除したかなと窓辺に確認に行くと、何とデルピーが窓をこじ開けて巣にちょっかい出してる！慌てて閉める。良く見ると１匹中に取り残されている。デルピー興味深々。

■４■みかんもやってきた。頼むから大人しくしててくれ。窓を半分開けて蜂を外にリリースしようとする。ガラス戸２枚の間に逃げ込んだ。窓を全開にして外に退出願う。デルピーが窓の外に飛び出た。黒猫を押さえつつ蜂を突き出す。ほっとする間もなくみかんが蜂の巣に大接近中。足で窓を閉める。…終了！

2012.06.14 Thursday