（328）小浜温泉「富士屋旅館」

■雲仙西登山口交差点の南側の国道に沿って宿が並んでおり、各宿の噴気塔らしきところから湯気が勢いよく吹き上がっている。外に布袋の像がある旅館富士屋に飛び込みで宿を取る。直ぐ近くにコンビニやスーパーがあるしリーズナブルな値段設定だ。先ず海沿い部屋で、夏至イベント用のＦＶを撮り込んだ。

　　

■沈みゆく夕日をより間近で見るべく、とりあえず買い物がてら海辺までの距離をダッシュした。さてここの温泉は南湯の崎温泉組合からの給湯のようだ。源泉温度が95〜105度と高温のため加水していると但し書きがしてある。透明の湯は適温に調整されていて、確かに思ったより濃くなくすっきりしている。

　　

　　　　　　　

■浴槽の湯は内湯も露天も中央でジャグジーが作動している。露天の湯口からは、激熱の湯がチョロチョロと注がれている。道路に面しているために壁は高く、外の地元言葉の会話が良く聞こえてくる。そう言えば小浜ちゃんぽんの町のほぼ中央にリンガーハット長崎小浜店があったが、あれはどうなのだろう。

　　

　　　　　　　

■買い込んだ缶ビールを開けながら、敷かれた布団の上にごろ寝しながら野サッカー観戦。最高の贅沢なのだが、試合内容がつまらなかったので、途中のほとんどは寝落ちしていた。ケガの本田・香川抜きなだけでこんな低レベルの試合では応援する気には到底ならない。ワールドカップ出場が実に懸念される。

■明日はゆったりと帰路につくことにしよう。諫早から高速に乗ってしまえば、２時間半ほどで福岡まで帰りつく。嬉野温泉・武雄温泉・古湯温泉などの有名どころがあるが、それぞれみな入湯済みなのでスルー。思っていたよりは精神的に近いことが分かった。またぜひ雲仙・小浜方面は訪れてみたいものだ。

★所在地：長崎県雲仙市小浜町北本町927?３ http://www.ryokanfujiya.co.jp/

人生丸ごと湯治日記（３２８）　2016.06.07 Tuesday