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■朝、目覚めると陽光が眩しかった。東向きのゲストルームでしばしネットアクセスをしてから、徒歩でナフシャに向かう。明るい光の中で見る初めての淡路島だ。ゆっくりと坂を下りて海に向かう。ふと振り返ると尾崎氏の家が光の中にあった。この向こうの山から気脈が続いているとかいないとか。

　　

■網沿いに歩いてナフシャに辿り着き、まずは尾崎さんにご挨拶。それにしてもこのナフシャというお店と工房の合体した建物がまた凄い。朝食を賜り、ちょっとだけ打ち合わせをしてから、コズさんの車で古代図形の研究家・古形勝氏のところに行って話を聞き、明日の対談その他のすり合わせをした。

　　

■コズさんに車で洲本まで送ってもらい、三熊山の洲本城のある山頂周辺からの眺めを堪能した。洲本バスセンターの観光案内所に行き、そこから出ている送迎バスに乗って洲本温泉旅館に一人行くことにした。ホテルニューアワジで降りたのだが、このあたりの大きな温泉ホテルはみな同系列らしい。

　　

　　

■立ち寄り入浴の1800円はちょっと割高感がする。浴槽のお湯は２種類。三熊山のふもとから湧出する洲本温泉のお湯は単純ラドン泉でさっぱりしているが身に馴染む。敷地内から湧出するもう一つの古茂江温泉ははナトリウム－塩化物強塩泉で、ミネラル分豊かでしっとり感があると効能書きには書いてある。

　　　　　

■帰りは温泉旅館街から大浜海水浴場の横を通って再び洲本バスセンターに戻り、そこから淡路市役所方面に向かうバスに飛び乗って生穂まで戻ってきた。そこで何が困ったって、バスを下りると食堂の類がほとんどない。お好み焼屋さんはパスして、スーパーのようなお店で弁当を買って夕食にした。

(※)温泉の画像はネット上から借用しました。　兵庫県洲本市小路谷20　http://www.newawaji.com/

人生丸ごと湯治日記（２５８） 2014.03.28 Friday