（213）伊豆高原温泉「高原の湯」

■11:08熱海到着。11:14熱海発東京行きに乗るつもりだったが、何かふと伊豆方面にと思い、出発間際の伊豆下田行き普通に飛び乗った。車中で検索してみて、結局伊豆高原駅で降りて「高原の湯」という立ち寄り温泉施設に行ってみることにした。この行き当たりばったりが18切符ではの醍醐味である。

■18切符の有効なのはＪＲの伊東までで、その先の伊豆急行線で伊豆高原駅までの乗車券を車内清算で済ます。640円なり。伊豆急はちと高めの値段な気がするが、まあいいか。ちょうど昨日から64についてのＨＰで2013年版の数の最終整理をしているところだったので、私的にはシンクロしているし。

■伊豆高原駅は依然赤沢温泉に来た時降りたので少し勝手が分かっている。徒歩で５分もない近くに「高原の湯」という日帰り温泉施設がある。入ったのはほぼ正午。平日なのもあり、ほとんど人がいない。ゆったりした施設だ。お湯はまあロケーションにポイントを上げて、深く突っ込まないことにする。

　　

■なお内風呂はジャグジー付きの湯船と、大きめのものとの２つ、それとサウナもついているので、外に水風呂が１つ。外湯露天は全部で３つ。斜面を利用して森の中のような雰囲気の造りをしているのは良い。情報によると無色透明の湯の源泉は対馬温泉で、ｐH9.4のアルカリ性単純温泉である。

■湧出量152Ｌ／分だそうだが、人が少ないと絞っているのか掛け流しではなかった。公示の泉温42.8度Ｃは内湯のものなのか、それとも外気のせいでぬる湯になっているのかそれぞれみなぬる目の岩風呂なので、冬とはいえ外の木立ちに包まれてのんびりできる。内湯もまたよく温まる。

■高い天井とよく磨かれた床も心地よい。広い休憩所も椅子のスペースと畳の空間がある。喫茶コーナーもあり、壁１面にマンガ本の本棚があるのは少し圧巻である。１日ずっと広い休憩所でごろごろできるので、入湯料の900円はリーズナブルであろう。タオル１本100円なので、手ぶらでもＯＫだ。

　　

■すいているので露天をほとんど独占して寛げるのは良い。すぐ隣に併設されている別館の「うまいもん処」でも食事が取れるようだが、味は確かめていない。

人生丸ごと湯治日記（２１３） 20130109 Wednesday