（２８）プラナ的サイコセラピー

限りなき智慧の完全なる光へ至る清澄な回路になる事

　光へ至る清澄な回路になるためには、我々はこれまでの人生で形成してきたどんなコンプレックス（心的錯綜）も、きれいにクリアーしなくてはならない。否定的な心のコンプレックスは、我々全てが持っている肉体及びエーテル体の様々なエネルギー回路を自由に流れ来るスピリットの、高度に洗練されたエネルギーを止めてしまうブロックと歪みを生む。

　否定的な心のコンプレックスを取り除くか解決するために、最も馴染んでいてよく用いられる一番効果的な技術は、言語構造を変更する事である。もちろんほとんどの研究者はこの基本的な言語構造の変更の事を知っているが、通常それは肯定的思考という名で呼ばれている。

　ただ肯定的思考を用い肯定的行動をとる事を超えて、研究者は普段の自分の思考や行動を動機づけている深層の要因をよりよく理解するために、自己分析と自分自身の内面的世界を踏査するように奨励されている。

　最もお馴染みの否定的な心のコンプレックスは、恐れ・犯罪・罪の意識である。この３つの概念が互いに止めどなく相乗し、絡み合って働くという事は周知の事実である。（憎しみ・怒り・妬み・恨み・感情的外傷もまた、多くのよくある否定的な心の強迫観念の元凶として知られている。）

　罪の意識・犯罪・恐れは思考形態を制限し、固定してしまうものとして知られている。これらの概念がリアリティとして心の中で作用する事を許すと、「私はここに在る」という無限にして普遍的な精神から発せられている、真実の純粋な光に対して心を閉じさせてしまう。それらの思考形態を我々は下次元的思考、もしくは制限されている思考と呼んでいる。

　普遍的な精神は無限を知っている。この事は上級の精神的・形而上学的思考を教える全てのスクールで知られている。普遍的な精神は、罪の意識に満ち罪深くあるようには創られておらず、グレート・セントラル・サン（偉大なる中央太陽）を恐れて生きる事を望んではいない。普遍的な精神は光であり、命であり、愛である。

　宇宙の究極の本質は愛、普遍的な愛である。超然たる創造者の愛を反映しないものは歪曲である。罪の意識・犯罪・恐れは神性の純粋なる愛の放射の歪みである。これらの歪みは我々自身のような低次元の宇宙にのみ存在する。

　普遍的な愛がエーテル次元から亜原子までの全レベルに存在するすべての否定性と歪曲の形態を変えるように、我々を無限の愛の光と同調する事は、言語構造の変更や肯定的思考よりさらに強力である。この光の柱、アンタカラナ、そしてマカバを用いたワークを含むこの本の全ての技術は、人間の乗り物である様々な体にある歪みとブロックを変化させる、普遍的な生命力エネルギーをもたらす。（プラナのサイコセラピー）

否定的状況をクリアーするための形而上学的な祈願

自分自身を鎮め、安定させ、光の柱に祈る事。自分のハイアーセルフ、ソウルスター（魂の星）のエネルギーを、自分の言葉の強化と顕現化に用いなさい。

私は私の在るように在る；私は普遍的真実の光との接近を妨げていた、今生や前世で成した誓いや同意の全てを取り消し、無効にし、解消する。

私は私の在るように在る；私は普遍的真実の光との接近を妨げていた、全てのエンティティーと交わした誓いや同意の全てを取り消し、無効にする。

私は私の在るように在る；私は普遍的真実の光との接近を妨げていた、全てのエンティティーを解き放つ。

私は私の在るように在る；私は普遍的真実の光との接近を妨げていた、全てのエンティティーに対して持っていた全ての執着と関係を解消する。

私は私の在るように在る；私は自分に対する呪いを解き、魔法を祓い、妄想を断つ。

「私は私の在るように在る」の文言の名において、師ジーザス・クライストもしくはその介助天使に対して、全てのエンティティーを私の元から解き放ち、純粋な愛の領域へと連れていってくれるように願う。そしてそれは今成されている。

「私は私の在るように在る」の文言の名において、また聖なる大霊の名において、何らかの方法で私をコントロールし、私のエネルギーを使おうとする全てのエンティティーに今すぐ立ち去って二度と戻らないようにと、私は命令し強く要求する。それでももしそれらがここに留まり、いかなる形にせよ私に取り付いているのであれば、私は師キリストかその介助霊に対し、そのエンティティーが二度と敏感なる者を操作できないように、純粋なる愛の王国に連れていってもらうようにお願いする。最も高貴で神聖なるスピリットの名において、私はこれが速やかに成されるように要求する。

　真実は神の御心から発し前面を照らす光である
　真実は神の御心から発し前面を照らす光である
　真実は神の御心から発し前面を照らす光である
　私は普遍的な調和である。
　私は普遍的な均衡である。
　私は普遍的な慈愛である。
　私は普遍的な生命である。
　私は普遍的な光輝である。
　私は無限の宇宙と一つである。
　

　愛で万物を癒し活力を与える真実の光と意識の乗り物を協和させ、
　歪曲を消し去るための、愛と光を用いた形而上学的な癒しの祈り。

　普遍的真実への接近を妨げる全ての障害と歪曲の解消は
　私の成し得る最も良い事である。

全ての罪の意識・犯罪・恐れの解放は、私の成し得る最も良い事である。

私を浄化するようにと、私は慈愛の光に祈願する。

私に告知するようにと、私は真実の光に祈願する。

私を強化するようにと、私は無限の光に祈願する。

私は私の在るように在る、
　私は苦痛を与えた全てのものを癒す、
　私は今生および前世において受けた総ての傷を癒す。

私は生命と愛と真実の光に祈願する；私を純化して下さい。
　私の成し得る最も良い事である、普遍的な調和と均衡の中へと、私の体を浄め癒して下さい。

　私は私の在るように在る；私は全ての否定的な心の
　コンプレックスを取り消し、無効にし、解消します

私は私の在るように在る；私は罪の意識、犯罪、恐れを取り消し、無効にし、解消します

　私は以前私を傷つけ害を与えたあらゆるものを許します。
　そして私を傷つけ害を与えたあらゆるものにお願いする。
　我々の間に葛藤を生む状況を創出した私を許して下さい。

私は私が受け取った全ての祝福に対して宇宙に感謝いたします。
そして今受け取りつつある全ての祝福に対しても。

私は普遍的な癒しの治癒力を希求し、そして今祈願する。

私は最も偉大な癒しの力である：私はこの身の内に神を招く。

この身の内に聖なる大霊を招き入れる事は
私の成し得る最も良い事である。

私の意識を私の魂の智恵と協和させる事は
私の成し得る最も良い事である。