（１６）アンタカラナと光の柱

　アンタカラナは魂の領域から生じている。それは光の柱の中央の回路であり、ハイアーセルフ／魂の星の超意識と物質的な体との次元間をつなぐものである。

　アンタカラナはクラウンチャクラから肉体に入り、体の中央を通って会陰から外に出て足の裏側、もしくは地球の中心核まで行って止まる。

　アンタカラナは螺旋状の柱の精妙な対の一つである。しかしそれは螺旋状の柱の内部にあるのではなく、背骨の前にある体の中心を通っている。

　アンタカラナはあなたの肉体の中心軸にある。マカバも含めたあなたの全てのエネルギーフィールドはアンタカラナの周りを回転する。

ハイアーセルフと魂の召還に光の柱とアンタカラナを使う事

　精神的発展の最も早く最も直接的な道順は、この本の中に詳しく書かれているように、光の柱／アンタカラナを用いて魂にアクセスする事である。

　魂は少なくとも３つの領域のレベルがあるが、その事をここで語るのが適切であろう。それはハイアーセルフ、キリスト的上位自我、そして意識の最高形態である魂である。ハイアーセルフは魂の下位における一面であり、普遍的意識と肉体の中間のレベルである。それは多くの実践者がコンタクトをとっている魂の最初の一面である。

　このタイプのワークと通常のヨガ瞑想との違いは、自分とハイアーセルフを同調させるために何年も瞑想する代わりに、意志を用いて光の柱／アンタカラナを活性化させてその過程を加速させ、そのエネルギーの回路を用いて直接ハイアーセルフに祈りとエネルギーを送るのである。

　儀式、瞑想、召還、そしてイメージによる視覚化はハイアーセルフと魂を呼び出す重要な訓練である。研究者はより深いワークを始めるという実質的局面にある事を知らせるために、瞑想と祈りでハイアーセルフを呼び出すのだ。

　ハイアーセルフと魂がこの方法に応えてきたならば、光の柱／アンタカラナは速やかに物質的心理的ボディを浄化し純化する魂の星のエネルギーへの回路を開き始めたのであり、全てのタイプの否定的カルマ、エネルギー的障害、所有物、呪いやまじないを取り払う時なのである。

　光の柱とアンタカラナは、魂とハイアーセルフ経由で普遍的精神へと祈りと祈願を送る回路として用いる事ができるのだ。