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「神代寺さん、事件です｣第２話に関する作者コメント
当時はまだウィンドウズ９５発売の５年以上前で、一般にはインターネットもほとんど口の端にのぼっていませんでした。コンピュータウィルス、ワクチン、インテリジェント・ビルなどの概念が目新しかった当時の時代背景を念頭に読んで下さい。
またこのシリーズの最初の1本目は紛失してしまって、手元にはありません。ですから第1話の冒頭の登場からキャラ紹介しつつ話にすべりこんで行くのですが、この第2話ではすでに既出のキャラとして登場しています。まずは当時の担当による、この作品の次のようなリード文からお読みください。（個人的には第1話が一番好きだったのになあ…）
神代寺道悟（じんだいじどうご）刑事は、剣道・柔道・合気道の達人で、射撃の腕は超オリンピック級。明晰な頭脳と果敢な行動で幾多の難事件を解決した敏腕刑事だったが、フラッと行ったインド旅行で、宇宙人だか上位霊だかの「超存在」に出会った（らしい）ため、「目覚め」てしまった!!どんな犯罪者も彼の言動にはついていけず、今日もまた同僚の三枝三枝（さえぐさみえ）刑事と事件を追う。
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